ドリアンスケールとは、マイナースケールの一つですが、他のマイナースケールと比べて暗い響きはほとんどなく、ほんの少し明るい雰囲気のあるスケールですね。
何とも言えないおしゃれな感じがとても魅力的で、ジャズやブルースに近い印象があります。
今回は、ギターのドリアンスケールの弾き方が上達する練習メニューをご用意しましたのでよかったら練習してみてください。
1.ドリアンスケールの基本
まずはじめに、ギターのドリアンスケールの基本から練習して上達させていきましょう。
ドリアンスケールが載っているギターのスケール表を手元に置いといてください。
譜面台を使ってみると弾きながら見れるので便利ですよ。
今回の練習ではCドリアンスケールを使って練習していきたいと思います。
まずはメトロノームの音を出しながら、Cドリアンスケールのポジションをたどるように弾いていきましょう。
1音1音丁寧に鳴らしてください。
それほど複雑なポジションではないので、繰り返し練習すればすぐに覚えられると思います。
弾いてみると、メジャーとマイナーの雰囲気が合わさっているおもしろいスケールなのがわかります。
2.簡単なアドリブ
今度はドリアンスケールでアドリブを弾いていきましょう。
Cドリアンスケールで練習していきます。
ポジションをたどるだけではさっきの練習のようになってしまいますので、音の順番を変えて弾いてみてください。
最初は2音だけで弾いたり、少しずつ音の数を増やしてポジションを変えてみたり、徐々に自分のできそうなことを広げるようにしてください。
慣れてきたら、ハンマリングとプリングオフを繰り返したり、チョーキングでかっこよくしたり、スケールの雰囲気に合わせてギターテクニックを混ぜていきましょう。
3.コード進行に合わせたアドリブ
ギターの簡単なアドリブができるようになったら、コード進行に合わせてアドリブを入れていく練習をします。
さっきと同じCドリアンスケールでやっていきましょう。
コード進行はCm・F7・B♭M7・E♭M7ですね。
メトロノームをスローテンポかミドルテンポに設定してください。
メトロノームの音を含めてコード進行のバッキング弾いて録音してみましょう。
録音した音を再生して、コード進行に合わせてアドリブを入れてください。
スライドやビブラートといったギターテクニックを混ぜるとかっこよくなりますのでどんどんやってみましょう。
楽しむように練習すれば、知らず知らずのうちに上達していくので気楽にギターの練習を続けてください。