ギターの上達にとって大敵なのは腱鞘炎ですよね。
腱鞘炎になってしまうと、ギターを弾くたびに体が痛むため練習すらままなりません。
特に手首の内側が腱鞘炎になってしまうことが多いです。
しかし、ちょっとした方法で腱鞘炎になりにくいようにするコツがあります。
今回は腱鞘炎を防ぐコツをご紹介していきましょう。
1.力を抜く
ギターの練習で腱鞘炎になってしまう原因の一つに、力を入れすぎているということがあります。
左手で弦を押さえるときに、しっかり音を出そうとして力いっぱいネックを握っていませんか?
力を入れると手や手首全体に負担がかかってしまい、腱鞘炎になりやすいです。
また、力を入れすぎるとコードチェンジがスムーズにできなくなるので、いくら練習しても上達しにくくなってしまいます。
そこで、フレットを押さえるときの力を抜いてみましょう。
また、フレットを押さえるときはなるべくフレットに近い位置で押さえて、弱い力でもきれいに音を出すように意識してください。
2.フォームを変える
もう一つ、腱鞘炎になる原因があります。
それはギターのネックを握るときのフォームです。
特にFコードのようなバレーコードの場合、手首が内側に曲がっていませんか?
肘を自分の胴体側に近づけたりして、なるべく手首が大きく曲がらないようにしてください。
また、ギターのストラップを長くし過ぎるのも、手首が大きく内側に曲がってしまい腱鞘炎になりやすいです。
ストラップが長いほうがかっこよく見えると言われますが、見た目より上達することが大切です。
ストラップを短くして弾きやすい位置にしましょう。
3.長時間練習を避ける
ギターの練習を長時間していませんか?
いくら正しいフォームを身につけても、難しいフレーズを長時間練習していては腱鞘炎になってしまいます。
長時間練習はなるべく避けて、適度に休憩をはさみながら練習するようにしてください。
また長時間練習するよりも、短い時間で質を上げるような練習の方が上達しやすいです。
なるべく効率の良い練習方法を取り入れるようにすると、長時間練習しなくてもギターが上手くなりますので調べてみましょう。
4.ギターの設定を変える
今度はギターの設定を変えて腱鞘炎を防ぐ方法をご紹介します。
弦高を音がビビらない程度に低くしてみてください。
目安としては12フレットのところで2mm〜1.5mmがいいでしょう。
弦も細い弦に替えてみると、押さえやすくなります。
また、半音下げチューニングすると弦の張りが弱くなり、押さえやすくなるので試してみてください。