ロックギターと聞いてどのようなイメージを持たれるでしょうか?いろいろなテクニックや表現方法が考えられますが、「クゥイーーーーーーン♪」という感じを連想される方も多いのではないでしょうか?それはチョーキングと呼ばれるものです。
気持ちが一番表れるテクニック
ギターのテクニックは数あれど、最も代表的で花形のテクニックはチョーキングです。
特にロック系のエレキギターでは欠かすことのできない重要なテクニックです。
チョーキングとはある弦を押し上げることによって音程を上げるテクニックです。
微妙な音程も可能なので、声に近い非常に人間味あふれるプレイを可能とします。
必修ですので是非、練習メニューに加えてください。
では、方法を見ていきましょう。
まずギターはエレキギターを用意しましょう。
例として、3弦7フレットを薬指で押さえます。
左手はネックを握りこむようなフォームで持ちましょう。
親指はネックの上から出ているような状態がベストです。
まず3弦7フレットを普通にピッキングします。
そして左手で弦を低音弦側に押し上げます。
その時の重要ポイントは手首を上手く回転させるようなイメージで、よくドアノブを回す動作に例えられます。
何度も何度も繰り返し動作を練習してみましょう。
又、指が同じフォームを保っているか注意しながら弾いてみましょう。
これは、最初は第一関節を曲げて、弦を押さえていてもチョーキングと同時に指が伸びきってしまい、力が入らない状態で弾いてしまうことになるので不安定な音、フラット気味の音程となります。
ピッチを確認しよう
ギターはそもそも音程が不安定になりがちな楽器です。
初心者の多くの場合、チョーキングは音程が安定しません。
音が低い(フラット)、到達音に達していないという場合が多く見受けられます。
希にオーバーチョーキング、すなわち上げすぎてしまい到達音より高くなってしまうケースもあります。
そのような音程の不安定さを解決する音の確認方法があります。
チョーキングのピッチ確認です。
一音チョーキングの場合、押さえている弦の一音上(2フレット上)までスライドで弾いてみましょう。半音なら1フレット上、一音半なら3フレット上です。
こうして音程を確認した上で、チョーキングの練習をすると確実な音程が身に付きます。
チョーキングは何より気持ちを全面的に出して感情的に弾くことを忘れず、楽しみながら練習メニューに取り入れてみましょう。