ツーフィンガーピッキングをマスターできたら、次はスリーフィンガーピッキングです。2本の指では成し得なかった音空間がスリーフィンガーピッキングによって実現されます。よりメロディアスなサウンドを今、、ここで手に入れよう。
フォークソングを弾くならスリーフィンガーピッキング
前回のツーフィンガーピッキングはしっかり毎日の練習メニューに取り入れていますか?
ギターは慣れ、継続こそが上達への一番の近道です。
どのテクニックも本当の意味で自分のものにするのは時間がかかりますが、少しづつ続けてギターの上達を目指しましょう。
さて、今回はスリーフィンガーピッキングです。
スリーフィンガーピッキングは右手親指、人差指、中指から織り成すピッキングテクニックです。
典型的なジャンルではフォークが挙げられます。
フォークソングの多くではスリーフィンガーピッキングが多用されます。
御存知のあの曲もこの曲もスリーフィンガーピッキングが使えるでしょう。
以下を練習メニューに加えてください。
基本練習はアルペジオ的なものとなります。
ギターを構え、まず6弦開放を親指で弾きます。
次に3弦を人差指で弾きます。
最後は2弦を中指で弾きます。
このパターンをひたすら練習してください。
いつものようにメトロノーム使用を忘れず、リズムキープを心掛け、心地良い三連符となるように意識しましょう。
弦移動がスムーズに、無駄な動きのないように練習していきましょう。
馴染んできたら、ベース音を5弦開放に変えてみましょう。
5弦開放 親指、3弦開放 人差指、2弦開放 中指というパターンです。
ギターらしい響きになってきましたね。
さらに、今度はベース音を4弦開放にしたパターンも試してみましょう。
4弦開放 親指、3弦開放 人差指、2弦開放 中指というパターンです。
4,3,2弦と密集するので、右手はコンパクトな動きが求められます。
しっかり安定するまで毎日の練習メニューに入れてみましょう。
コードを入れた場合の重要なコツ
ではいよいよこーどを入れて練習してみましょう。
ここではEコードを押さえてみましょう。
5弦2フレット中指、4弦2フレット薬指、3弦1フレット人差指の基本的なEコードを押さえ、練習してきた各パターンを試しましょう。
コードは使わない弦も、しっかり押さえておくのがポイントです。
そうしていると、ミスピッキングをした場合もコード感が崩れません。
いろんな曲で実践してみましょう。