単音弾きは1つの弦を弾いて1つの音を出すことですね。
和音を単音でずらして弾くアルペジオや、ギターソロでよく使われますね。
リフでも単音で構成されている有名なリフがたくさんあります。
単音がきれいに出せるとコードを弾くときもきれいに出せるので練習が必要です。
それでは単音の練習でギターを上達させていきましょう。
1.フレット近くを押さえる
単音を弾くときに大切なことは、1つの音をきれいに出すことです。
和音、コードのことですが、複数の単音を合わせて和音を構成しています。
単音の場合、1つの音なのでしっかり鳴らさないとミスが目立ちます。
また、コードを弾くときもそれぞれの単音をしっかりと鳴らすことできれいな和音を鳴らすことができます。
では、ギターの6弦1フレットを押さえてみましょう。
ダウンピッキングで鳴らしてください。
押さえるときはなるべくフレット近くを押さえるようにしてください。
弦をフレットにしっかり押しつけることでFの単音が出るはずです。
しっかりフレットを押さえないとミュートになってしまったり、音がびりびりと鳴ってきれいに聴こえないですね。
2.リズムに合わせて正確に弾く
今度はメトロノームのリズムに合わせて、正確に弾いていく練習で上達させていきましょう。
ポイントはメトロノームの音とギターの単音を重ねることです。
試しにドレミファソラシドを弾いてみてください。
フレットを移動してピッキングするまで音をしっかりと伸ばすことが大切です。
基本的に音を伸ばしたほうが、音をぶつ切りにするよりきれいに聴こえます。
楽曲によっては、わざと音を切るフレーズの場合もあるので、そのときはタイミングを合わせて歯切れよく切ってください。
3.オルタネイトピッキング
今度はオルタネイトピッキングでギターの単音を鳴らす練習をしましょう。
オルタネイトピッキングとは、ピックを上下に動かして弦をはじくことにより、ダウンピッキングだけで弾くより速く弾けるようになります。
試しにダウンピッキングだけでなるべく速く弾いてみてください。
今度はオルタネイトピッキングで上下させて速く弾いてみてください。
やってみるとわかりますが、ダウンピッキングは下にピッキングした手をわざわざ上に持っていかなければなりません。
一方オルタネイトピッキングは、ダウンしたらそのままアップして弾けるので効率よく単音を弾くことができます。
速弾きに挑戦するときは必ずオルタネイトピッキングで練習しましょう。
効率的な手の動きをするのが、ギターを上達させるうえでとても大切なことですね。
