リズムキープとは、その名の通りリズムをキープしているということです。
音楽でいうリズムキープとは、何分、何十分楽器を弾いていても最初から最後までリズムをキープできているというような意味ですね。
特にバンドのリズムを作り出すドラムに必須のスキルです。
ドラムのリズムキープができていないと、周りのベースやギターのリズムにまで悪影響が出ます。
かといって、いくらドラムの人のリズムキープが優れていても、それに合わせられなければリズムがめちゃめちゃになりとても聴きづらくなってしまいます。
そこで、ギターのリズムキープが上達する練習メニューをやっていきましょう。
1.リズムキープを意識する
まずは、ギターを使わないでリズムキープが上達する練習をしていきましょう。
ここであえてギターを使わないのは理由があります。
ギターを弾いているとき、弾くのに夢中でメトロノームの音が聴こえていない人がいます。
これでは正確なリズムに合わせることができませんね?
そこでギターを使わないで体を使ってリズムを取ってみます。
こうすることでメトロノームの音に集中できるようになるのと、体にリズムを覚え込ませることができるのです。
メトロノームをミドルテンポに設定して、体全体を使ってリズムを取ってみましょう。
手を叩くだけでもかまいません。
体で覚えるまで練習してください。
2.無意識でもリズムキープする
体でリズムを取ることに慣れてきたら、今度は無意識でもリズムキープができるようにしましょう。
テレビを見ているときに、ぼーっとリラックスしながらメトロノームに合わせてリズムをとってみてください。
これを繰り返し練習することで、無意識でもリズムキープができるようになります。
ギターに意識を持っていかれても、無意識でリズムキープができれば正確なリズムをとれるようになります。
繰り返し練習してリズムキープを上達させていきましょう。
3.ギターを弾きながらリズムキープ
今度は、ギターを弾いているときのリズムキープを上達させましょう。
メトロノームに合わせてクロマチック練習をしてください。
このとき、音を録音するようにしてください。
5分くらいギターで音を鳴らして、録音した音を聴いてみてください。
メトロノームに合わせて音が鳴らせているか確認しましょう。
ずれている場合は、ずれがなくなるまで何度も録音しながら修正していきましょう。
繰り返し練習することで、ギターを弾きながらでもリズムキープができるようになります。