私は中学2年生からギターを弾き始めたのですが、今まで数々の師から様々な練習メニューを教えていただき、今もその練習メニューを用いて基礎を忘れない様に反復して練習しています。

スポーツでも楽器でも基礎が重要と言われていますので、これからギターを始めたい方は基礎に重点を置いた練習をすることをお勧めします。

まずはじめに私が行った練習メニューは、Aメジャーペンタトニックをメトロノームに合わせて、6弦から1弦に下りていくフレーズをひたすら弾き続ける練習です。

人差し指から小指まで全ての指を使用するので基礎練習として最適です。

独学でギターを学んだ方は小指をあまり使わずに演奏したりする癖や、指がねてしまうといった癖がついてしまうので、そういった指の動きに注意して練習を行うことで綺麗な音を出す事に慣れてきます。

ある程度なれたらオルタネイトピッキングでこのフレーズを弾きましょう。

初心者の方には上下にピッキングしながら上の弦から下の現に下りていく動作は難しく感じるかもしれませんが、何度も練習することで次第にできるようになるので根気強く続けましょう。

オルタネイトピッキングはギターソロを演奏するうえで大切な技術となるので必須テクニックになります。

次にFコードの練習です、ギター初心者の方が一番初めにぶち当たるしょうがです。

人差し指で全ての弦を押さえるこのFコードですが、ロックを演奏したいのであればFコードをマスターするのは絶対に必要です。

Fコードを押さえまずはじめに6弦を弾き次に3弦2弦1弦と順番に弾いた後に2弦3弦と戻ります。

6弦に戻る瞬間に全ての弦を半音上げます。一つフレッドを下げるのです。それを5フレットまで続け、その後また1フレットに戻ります。

一度でも音がならなかったら最初からやりなおします。これを繰り返すことで私はFコードを克服しました。こちらの練習も根気強く続けてみてください。

ギターは自分の演奏したい曲を弾けるようになってからがとても楽しくなり、そこから一気に技術が上達します。

それまでに挫折することなく続ける事ができるかがギターを弾けるようになるうえで一番大切な事だと私は思います。

しかし、ある程度弾けるようになったからと基礎を怠ってはいけません。

基礎を無視した演奏は音が汚くなるだけではなく、難易度の高い曲に挑戦したときに手癖がついてしまっていて、演奏が余計に難しくなってしまうからです。

以上がギターを上達するうえで私ができるアドバイスです。