エレキギター初心者の方の中で、自分の手が小さくて悩んでいる方は多いと思います。
今回はそんな初心者の方の為に、手が小さい人向けに有用と思える内容を書いていこうと思います。
1.手が小さくてうまく弾けない
エレキギター初心者の方の中には、手が小さいからギターが上達しないと思っている方も多いと思います。
実際、初心者の方で手が小さい方は「手が小さくてうまく押さえられない」と言われる方が多いです。
確かに、手が小さい方より大きい方の方がエレキギターを弾きやすくはあります。
ですが、手が小さいから上達しないと言うことはありません。
その理屈で話してしまうと、女性よりも男性の方がエレキギターを弾きやすいと言うことになりますが、そういう訳ではありません。
向き不向きは当然ありますし、生まれ持ったもので優劣があるのは仕方のないことですが、練習すれば上達はするので安心してください。
また、最近ではショートスケールのエレキギターなども入手しやすくなっているので、昔ほど手の大きさがハンデになることはありません。
もし現在使用していエレキギターがミディアムスケール、もしくはロングスケールだった場合は、一度楽器店でショートスケールのエレキギターを触らせてもらうのもいいでしょう。
2.指のストレッチ
手の小さい方に限らず、エレキギターが上達する上で指の柔軟さは必要不可欠です。
身近な習い事で例えるとピアノをやっている方の指は驚くほどよく開きますが、これはエレキギターなどの楽器にも共通して言える事です。
指が開くと言う事はそれだけ広い範囲をカバー出来る訳で、エレキギターを弾く人も手の大小に限らず
指がよく開きます。
では、どうすれば指が開くようになるのか?
練習していれば自然と開くようにはなってきますが、簡単なストレッチなどを取り入れてやることで、広がりやすくなります。
一番簡単な方法としては、グーとパーを交互にする方法で、パーの時に思いっきり指を開いて閉じてを繰り返すだけです。
思い切り指を開いた時に指の筋が伸びる感覚があると思います。
これを片手間に続けていくと次第に指が開く様になってきます。
また、練習前に軽くストレッチ運動をしてやることで指の筋肉がほぐれて指が動きやすくなる効果もあります。
他にも色々なストレッチの方法があり、指をデコピンをする時の様に反対に反らせて筋を伸ばしたり
などがあります。
もちろん、これだけをやって練習をしなければ意味がないのでエレキギターの練習はしっかりしましょう。
そして、エレキギターを弾く際には指が長い方がいいとも言いますが、これも実は練習していく内に解消されます。
その理由として、練習していく内に指が伸びていくから、と言うのがあります。
本当に指が伸びるのか、と言うのは断言しかねますが1つの表現として指が伸びると使わせてもらいます。
では、実際どう言うことなのかと言うと、練習を続けていくと自分の指の長さや手の大きさに応じたフォームに自然と変わっていきます。
フォームが最適化されることによって基本的なフォームでは届かなかった範囲まで届くようになります。
それが結果として、指が伸びると言う表現をされているのだと思います。
この様に、手が小さいから上達しない、と言うことはありませんし、ショートスケールのエレキギターを使えば手が小さいのも問題にはなりません。
上手くなれるかどうかは全て練習次第なのです。