エレキギターには「アーム」が付いていることがありますが、意外と使い方って難しいと思います。「アーミング」なんて言ったりもします。
初心者向けに、演奏におけるアームの使い方を紹介させて頂きます。
1.エレキギターのアームの使い方
まずはお手持ちのギターが「アームが使えるかどうか?」を確認しましょう。買った時に付属としてついていたかどうか、また、ついていなかった場合は挿す穴があるかどうかです。
穴を確認したら、そこにアームを挿してみましょう。装着出来たら準備万端です。
あとからアームを手に入れる場合注意してほしいのが、「そのブリッジに対応しているアーム」かどうか、またアームを固定するためにねじ山が切ってありますが、これには「インチ・ミリ」の規格がある場合が多く、無理に入れようとすると壊れます。
詳しくは自分の機種をネットで調べれば大体出てきますので、しっかり調べたうえで手に入れましょう。
2.アームを使ってみましょう
アームが装着出来たら、コードを鳴らしてアームを押し込んで(ギター側に倒す)みて下さい。これをアームダウンと言いますが、音程が下がれば成功です。
「アーミング」とはこれを演奏中に上手く取り込むことで、音を揺らしたり、急激に変化させて演奏を華やかにさせる技術です。
また、使っているブリッジの種類によっては、アームアップ(音程を上げる)という事が出来る場合もあります。
3.エレキギターの代表的なアームの使い方
まずはソロなどで、派手さを増すために使う場合です。歪ませた状態で、適当なハイポジション(2弦15フレットあたりが良いのではないでしょうか)をチョーキングしながら弾きます。(エレキギターならではの「ギュイーン」という感じの音が出るかと思います)
上がりきったところで適度に溜めたら、一気にアームダウンしてみて下さい。急激に音程が下がり「エレキギターのソロ」といった音が出るはずです。これを上手く演奏中に取り入れる訳ですが、そのあとは上手く使っている人を探してマネをしてみて下さい。
もう一つ紹介するとすれば、まずはコードを押さえます。そして、アーム持ちながら1音ずつ、アルペジオ(コードを分解して弾く)をしてみると、弾くたびに軽く音が揺れて、なんとも幻想的な音が出るかと思います。
4.最後に
アームの使い方の紹介でしたが、最後は「練習」と、こうやって使ったら面白いのでは?という「ひらめき」がものを言います。
練習していく中で、積極的にアームを触って「自分なりのアーミング」を探してみて下さい。