エレキギターを練習し始めてから、だんだんと自分のギターテクが上達したなあと感じていますか?全然上達しないと思っていますか?
上手くなった人、そうでない人、きっといろいろなギタリストさんがいらっしゃることと思いますが、それではそこに何の違いがあるのか考えてみませんか?
才能の違いということを抜きにして、一体上達した人と上達しないの間にどんな違いがあるのか、今回はお教えしたいと思います。
1.目標を立ててみる
独学でエレキギターを楽しんでいる人は、毎日練習はするものの、「ここまではこの期間にやってみよう」と区切って練習している人は少ないのかもしれませんね。
好きな時に好きなだけ弾いて、毎日自由に練習出来るのは良い事ですが、もしかしたら出来た部分ばかりを弾いているという状態だったりしていませんか?
例えば、当方も経験があるのですが、独学で練習している時は、「上手になりたい」と思っていつつ、差し迫った目標が無いので、結構ダラダラと弾いているだけという事になりがちだったのです。上手くなったところだけ弾き散らかして、向上心が少し欠けていたかもしれません。
そこで、ギター教室に通ってみたのですが、レッスンに備えて練習しなければなりませんので、時間を区切って「ここまで完璧にしておきたい」と目標が立てられるわけです。
そして立てた目標を実行しようと頑張ったり出来るので、当方は目標を決めて期間を区切って練習していったことで、格段に上手くなりました。こういうことって、大事なことだと思います。
2.客観的に自分の演奏を評価する、してもらう
また体験談で申し訳ないのですが、ギター教室に通ったことで先生に練習の成果を聴いてもらう、評価してもらうということも、上達にとても役立ったのではないかと思っています。
ギター教室に通った方がいいとは言いませんが、先生に聞いてもらわなくても、例えば兄弟や友人など、誰かに聞いてもらい、客観的に評価してもらうことで随分自分の現在の状態がわかるのではないかと思います。
「あまり上手くないカモ」などと厳しいことを言われるかもしれません。でも、それが現在の自分のギターテクニックの現実だということを認めて、具体的にどこが悪いのか聞いてみるのもいいのかもしれません。
また、自分の演奏を録音して、客観的に自分の演奏を聴く機会を作ることも、その後のテクニック向上のために一役買ってくれると思います。
自分の演奏を改めて聴くという機会はあまり無いかもしれませんので、改めて聴くことで、自分の演奏ってこんな感じだったのか、結構うまいかもしれないと聞き惚れちゃうかもしれませんし、まだまだだ、とがっかりするかもしれませんが、客観的に自分を評価することはとても大切なことです。
自分の演奏でないと思って聴くと、批評の耳は育つものですから、評論家みたいに自分の演奏を評価し、改善して行って下さい。
3.好きなギタリストの映像を見て真似する
これはイメージトレーニングにも関係する改善法になりますが、好きなギタリストがどのようなギターテクニックをどのように披露しているか観て、参考にするのもとても大切なギタートレーニングです。
ギターをどんな風に操作しているか、ビブラートの時にどのくらい手を揺らしているか、ストロークはどんな風にしているか等々、参考になることが山ほどあります。
上手いギタリストには、ギターテクニックに自信があります。自信を持ってギタープレイが出来るように、イメージトレーニングで自信を高めることも出来ます。
4.立って弾いてみましょう
普段のエレキギターの練習では、椅子に座ったり床に座ったりして練習することが多いかもしれませんが、たまには立って練習してみましょう。
いきなり部屋の中で直立してギターを弾きまくっているのを見られたら家族がドン引きしてしまうかもしれませんが、そんなことは気にしないでどんどん立って弾いてみましょう。
座って弾くと安定して弾けるものですが、例えばライブの直前になってやっと立って弾いてみたら、全く勝手が違って、上手く弾けなかった!!などと悩むギタリストさんもいらっしゃいます。
当方がそうだったのですが、毎日時間を見つけて、立って弾く練習も加えてみると、きっと練習の成果は表れます。
座って弾くと、ブリッジ付近のソロが近く感じ弾きやすいのですが、立って弾くと位置がズレてしまうものです。また、立って弾くと安定感が悪いので、弾きにくいものです。
弾きにくい時でも安定して弾けるのも上手なギタリストということになるかと思います。
なかなか上達しないギタリストさん向けに、こんなことに気をつけたらもっと上達するかもしれないという点を4つまとめさせて頂きました。是非、ご参考にして下さい。