ギターの初心者がいきなり曲に挑戦するのは、結構勇気がいりますよね。頑張りしだいでいきなり曲に挑戦しても、弾けるようになります。

具体的な練習の方法を紹介したいと思います。


1.まずは好きな曲を選びましょう

好きなアーティストの好きな曲、そして「弾けそうだな」というフィーリングが大事です。一曲用意してみて下さい。

次に用意するのが「TAB譜が付いた譜面」です。「TAB譜」とは、「6本の弦のどこを押さえればその音が出るのか？」を視覚的に表した譜面になります。こちらを用意できると望ましいです。


1.TAB譜の読み方について

TAB譜は6本の横線と数字で表示されます。

横の線→ギターの弦になります。右利きにギターを構えた時、上から見た形に表されます。また、少し太めの線で「ナット（0フレット）」を表します。

数字→数字が乗っている線（弦）の何番目のフレットを押さえるか？という意味になります。

その組み合わせで出来ている譜面なのですが、例えば一番下の線に「３」と書いてあれば、ギターを構えた時、「一番上の弦」の「3番目」を押さえるといった意味になります。


2.曲にチャレンジしてみましょう

TAB譜に沿って、曲を進めてみましょう。

かなり根気のいる練習方法になりますが、「曲を聞く」「TAB譜に沿って押さえて鳴らしてみる」「同じ音が出たら次の音へ」これを繰り返します。

TAB譜には「音符の長さ」や「こんな弾き方」で、などの指定も書かれていますが、曲と抱き合わせにする事で、知識がなくても聴感上でわかるかと思います。

1曲終わるころには、ある程度ギターに慣れて弾けるようになるはずです。


2.ギター初心者がいきなり曲は無謀か？

先ほどご紹介した練習方法で、理論上は弾けるようになりますが、すごく大変な思いはするかと思います。

ですが、好きな曲を弾きたい気持ちが支えになってくれると思います。せっかくなら好きな曲の好きなギター、完璧に弾けるようになりたいですよね？

「初心者」だからまずは基礎からやらなければ…というまじめな方もたくさんいるかとは思いますが、好きな曲・好きなギターは最大の先生になってくれるはずです。

昔のギタリストは、流れてくるラジオの音を聞いて、それをもとに曲のコピーをしていたそうです。それに比べればかなり楽なはずです…。


3.最期に

色々とギター初心者がいきなり曲をやるために、おそらく一番わかりやすい方法をご紹介させて頂きました。「いきなり曲なんて…」と思わずに、ぜひチャレンジしてみて下さい。

でもなんだかんだ言って、最後は「続けること」が一番重要となってきます。

早く曲を弾けるようになって、ギターを演奏する楽しさを、感じていってほしいと思います。