コード進行とは、GやCといったコードの集まりのことで、メロディーや曲を作るための土台とも言われています。

みなさんがギターで練習している曲にもコード進行は必ずあります。

作曲するときには、このコード進行をもとに作曲する方法がよく使われますね。

ギターの弾き語りでも、ギターでコード進行をなぞりながら歌っていきます。

つまり、コード進行をギターで弾けるようになれば、作曲も弾き語りもできるようになりますので、今からコード進行を上達させる練習をしていきましょう。


1.簡単なコード進行

まずは簡単なコード進行を練習して上達させていきましょう。

メジャーコードのGとCを繰り返すだけのコード進行です。

G・C・G・Cをコードチェンジしながら続けて弾いてみてください。

ギターのストロークパターンは、簡単なダウン・アップ・ダウン・アップでもいいですし、みなさんが知っているパターンでも構いません。

ポイントはGからCに移るとき、スムーズなコードチェンジができるように意識してください。

指を素早く動かしてコードを切り替えるのではなく、タイミングよくコードチェンジすることがポイントです。

コードがなるべくつながるようにスムーズに切り替えましょう。


2.簡単なコード進行

次に、F・G・Em・Amというコード進行を練習してみましょう。

このコード進行は日本のヒット曲でよく使われていますので、皆さんの好きな曲にも使われているかもしれません。

これが上達してできるようになれば、ギターで弾き語りをするときにも役立ちますので練習してください。

FからGに行くときが難しいと思います。

出来なければ、Gのバレーコードを使ってみましょう。

Fからブリッジ側にそのまま移動させるだけでいいので、コードチェンジが楽になりますよ。


3.カノン進行

今度はカノン進行と呼ばれるコード進行で練習していきます。

C・G・Am・Em・F・C・F・Gという流れで、これも日本のヒット曲に使われているコード進行ですね。

さきほどよりもコードが多いので、ギターが初心者の方には難しいと思われますが、根気よく練習すると必ず上達できるようになります。

できるようになったらこれに自分でメロディーをつけてみてください。

鼻歌でもかまいません。

鼻歌でメロディーをつけるだけでも、作曲できるようになります。

このほかにもよく使われているコード進行があるので、ぜひ練習に取り入れてみましょう。