ギターの右手だけの練習、つまりピッキングの練習ですね。
ピッキングを上達させるなら左手を使わなくてもできる練習方法があります。
これなら普段の練習で左手が疲れてしまっても右手だけで練習できますね。
では、右手だけを使った練習メニューをご紹介しましょう。
1.オルタネイトピッキングをする
まず椅子に座ってギターを膝の上にのせてください。
普段座って弾いているように、右腕だけでギターを支えてみましょう。
それからピックを持って、解放弦の6弦をひたすら右手だけでオルタネイトピッキングしてください。
このとき、強弱をつけずに安定したピッキングの強さを維持しながらピッキングしましょう。
また、音をしっかりと出すようにしてください。
それから確実にピッキングできる速さまで上げていきましょう。
6弦だけではなく、他の弦も同じようにオルタネイトピッキングで弾いていきます。
とても地味な練習ですが、ピッキングを上達させるために必要な練習ですのでしっかりやりましょう。
また、手になじむピックを使うようにしてください。
速弾きをしたい方なら小さなピックの方が弾きやすいですね。
2.メトロノームに合わせてピッキングする
今度は、さきほどと同じように右手だけのオルタネイトピッキングをメトロノームに合わせて練習してみましょう。
リズムに合わせてピッキングを上達させることができます。
それから徐々にメトロノームのテンポを上げていきます。
確実にピッキングできるテンポを徐々に上げていきましょう。
この練習を毎日行うと、数週間後にはピッキングできるテンポがかなり上がっているはずです。
ギター上達のために普段の練習に取り入れてください。
3.何かをしながらピッキングする
今度はテレビを見ながら右手だけのオルタネイトピッキングをやっていきましょう。
テレビじゃなくてもネットの動画でもかまいせん。
ギターを弾きながら別のことに意識を向けるようにしてください。
ここでの練習は無意識に自然にできるようになるのがポイントです。
無意識に近い状態でもギターが弾けるようになると、バンドで合わせるときもすぐに合わせられるようになります。
ピックを持つ手をリラックスさせることができるので、よりピッキングの動きがスムーズになっていきます。
ギターの上達のためにはピッキングの動きが欠かせないので、練習しすぎで左手が疲れてしまったとき、右手だけでもピッキングの練習をしてみましょう。