みなさんは輪ゴムを使ったギターの上達方法をご存知ですか?

輪ゴムを使って運指の動きをスムーズにできる方法があるのです。

今回は輪ゴムを使った練習メニューをご紹介していきます。


1.人差し指と薬指を鍛える

最初は人差し指と薬指を鍛えてギターを上達させていきます。

まずは輪ゴムを1本用意してください。

一般的に使われている大きさがいいですね。

それを左手の人差し指から薬指に2重にして引っかけてください。

第一関節と第二関節の間くらいがちょうどいいです。

あとはこのままギターをいつも通り弾いていくだけです。

試してみた方はわかると思いますが、とてもきついですね。

人差し指と薬指を開くと、ゴムに引っ張られてとても弾きにくいことがわかるはずです。

この状態で5分ほどギターを弾いてみましょう。

弾いてみましたか?

では輪ゴムをはずして同じようにギターを弾いてみてください。

輪ゴムの抵抗がなくなり、指がいつもより軽くなったような感じがしませんか?

このように、輪ゴムを使った後はいつも以上にスムーズに動くようになります。

これを何度か繰り返すと指が開くようになっていきますよ。


2.中指と小指を鍛える

次は中指と小指を鍛えてギターを上達させていきましょう。

さきほど同じように、輪ゴムを用意します。

今度は中指から小指に輪ゴムをかけてください。

すると中指と小指が開きにくくなりましたね。

これでクロマチック練習をしてみましょう。

いつもより小指が動きにくいことがわかると思います。

しばらく練習してから輪ゴムをはずして、またギターを弾いてみてください。

さっきと同じように、今度は中指と小指がスムーズに動くようになったはずです。


3.人差し指から小指を鍛える

1では人差し指と薬指、2では薬指と小指に輪ゴムをかけて練習しましたね。

次は輪ゴムを2本用意して、1と2を同時にやるように輪ゴムをかけてみましょう。

これで指全体が開きにくくなったはずです。

このままクロマチック練習をしてみてください。

かなりきついですよね?

しかし、しばらく練習してから輪ゴムをはずしてみると、とても指が開きやすくなります。

これを毎日の練習に取り入れてみると、指がどんどん開くようになりギターが上達していきます。

ギターが手元にないときでも、輪ゴムだけで指を開くトレーニングをするのもいいですね。

ただし、この方法は指にけっこう負担がかかるのでほどほどにやってください。