裏拍とは簡単に言うと、4拍子のとき1・2・3・4の『・』の部分のことです。
この裏拍のリズムを意識して刻めるようになると、より正確なリズムを掴むことができるようになります。
正確なリズムというのはギターに限らず、楽器であれば必ず必要になってくる要素ですね。
そんな裏拍の取り方を上達させる練習方法をご紹介しましょう。
1.声に出して合わせる
まずはギターを持たないで、メトロノームだけで裏拍の取り方を上達させる練習をしていきましょう。
1・2・3・4と鳴るようにメトロノームを設定してください。
4拍子の『・』のところに、声に出して1,2,3,4,5,6,7,8を合わせるようにしましょう。
声じゃなくても手で膝を叩いたり、足で床を踏んでリズムをとってみてもかまいません。
体でリズムを取ることによって、効果的にリズム感を鍛えることできます。
ここで注意するのが必ずメトロノームを使うことです。
正確なリズムに合わせることがリズム感を鍛えるためにとても大切なポイントですね。
メトロノームの設定を変えて、スローテンポでもアップテンポでもできるように練習してください。
2.楽曲に合わせる
今度は弾きたい楽曲で、裏拍の取り方を上達させる練習をしていきます。
さきほどと同じようにギターを持たないで、1,2,3,4,5,6,7,8を今度は頭の中でつぶやいてください。
このとき、裏拍の部分に意識を集中させることがポイントです。
リズムが取れるようになったら、頭の中でつぶやかないで裏拍を意識してみましょう。
この練習を繰り返しすることで、無意識でも裏拍を取れるようにします。
3.オルタネイトピッキングで合わせる
今度はギターを使ってメトロノームに合わせて、裏拍の取り方を上達させていきましょう。
合わせるときはオルタネイトピッキングで合わせます。
オルタネイトピッキングのアップでメトロノームの裏拍に合わせてピッキングするように練習してください。
5分くらい録音しながらやってみましょう。
録音した音を聴いてみて、ずれがないか確かめてください。
ずれがなくなるまで何度も練習してみましょう。
最後までリズムにのることができ、無意識でもピッキングできるようにリズム感を鍛えてください。
無意識にできるようになれば、バンドのドラムの音にも気を配ることができるのでリズムを合わせやすくなりますね。