魅惑のギターソロ 独奏はもとより、バンドでもギターソロは1番目立つ部分でかっこいいですよね。さてそのフレーズのメロディはどのようにして作られたのでしょうか?感性だけなのでしょうか?その謎を紐解いていきましょう。

スケールを覚えるととても便利

ギターのメロディやフレーズはスケールが元になっています。スケールとは音階のことです(例 C major scale⇒ドレミファソラシド)

こうしたスケール練習を日頃の練習メニューに取り入れると、独自のメロディ創作が容易になります。

まず練習方法としては、ポジションをギター上でしっかりと把握することが重要です。

運指に注意して指板全体が見えるようにしていきましょう。

弾きやすいポジション、弾きにくいポジションがでてくる場合がありますが、苦手なポジションをつくらないように、バランス良く練習メニューに取り入れましょう。

基本練習としては音を順番に均等に弾く練習をします。4分音符や8分音符でしっかりと弾いていきましょう。

毎日少しずつでも繰り返していくと徐々に慣れて馴染んできますので諦めずに続けることです。

まず毎日ギターを持つ習慣をつけましょう。

使い方が重要になる

ここで使い方の問題がでてきますね。

ドレミファ~~と弾いてもそれはただの音列であり、オリジナルメロディではありません。

よくロックギターではスケールを上下するだけのような速弾きが見受けられますが、まずしっかりとしたメロディになっていることが重要です。

効果的な練習方法を示します。

スケールを覚えたらリズミックな要素を加える練習をしましょう。

まず休符を規則的に入れてみましょう。

表拍に休符、裏拍にスケール音を入れて弾いてみましょう。これを裏打ちといいます。

これだけでも変化してバリエーションが膨らむのがお分かりだと思います。

次に音化を変えてみましょう。音価とは音の価値のことです。

ドレミファ~と続く場合、2分音符(ド)、4分音符(レ)、8分音符(ミファ)などとリズムを変化させていくのです。色々な組み合わせが考えられますね。

少しずつギター演奏らしくなってきましたね。

次にインターバルで練習してみましょう。インターバルとは音程、2音間の音の隔たりのことです。

ここでは3度音程で練習してみましょう。

ドミ、レファ、ミソ、ファラ、ソシ、ラド、シレ、ドミ~~~

このような感じです。

以上の事を練習メニューに加えていくと非常に効果的です。