「ねがいまして~は~・・・」読者の皆様も小さな時、そろばんを習われていた方も多いと思います。デジタル社会の昨今ですが、やはりアナログの良さ、あの親指と人差し指から繰り出される数字の世界で買い物時のお釣りなど計算している方もいるでしょう。ギターの世界でもそろばんが・・
まさにそろばんの動作が今ここに
「そろばん奏法?」
はじめて聞く方も多いと思います。ギターとそろばん?一体どのような関係が?
しかし、無理もありません。
ギターの奏法として広く一般的に用いられる奏法名ではありません。
気になりますよね?
かなり気になりますよね?
今回はそんな、興味津々のそろばん奏法について考えてみましょう。
結論から端的に言いますと親指、人差指 2本の指だけで全面的にギターを弾く奏法です。
お気づきの通り、その2本がそろばんで大活躍する指ですよね。
そこから親指、人差指 2本の指でギターをプレイする様子がそろばんの動作に似ていることからそろばん奏法と呼ばれます。
ジャンル的にはアメリカのカントリーブルースで親指、人差指 2本の指だけでプレイする様子から来ています。
納得でしょうか?
ただ、いかんせん一般的にも情報は少なく、まだまだマイナーな奏法名ですが、この機会に定着すれば日本人として誇りに思います。
何よりも気軽な感じでギターへの敷居が低くなるようでいいですね。
練習メニューには以下の練習方法を盛り込んでください。
ギターを用意しましょう。
ここでは開放弦を用いたC メジャースケールでの練習を御紹介します。
ドレミのスケール音を親指、間に1弦開放(ミ)を人差し指で挟んでみましょう。
5弦3フレット(ド)次いで1弦開放(ミ)
4弦開放 (レ)次いで1弦開放(ミ)
4弦2フレット(ミ)次いで1弦開放(ミ)
4弦3フレット(ファ)次いで1弦開放(ミ)
3弦開放 (ソ) 次いで1弦開放(ミ)
3弦2フレット(ラ)次いで1弦開放(ミ)
2弦開放 (シ) 次いで1弦開放(ミ)
2弦1フレット (ド) 次いで1弦開放(ミ)
いかがでしょうか。これがそろばん奏法の基礎です。
ギターでそろばんを弾いている感じがしてきましたよね。
名前はそろばん奏法というキャッチーなものですが、練習メニューに入れる価値は充分にあります。
慣れれば的確に速い動きに対応できるようになります。
是非そろばん奏法を練習メニューに加えてください。