ギターの初心者はどういった練習をすればよいのか?正解は決まっていませんが、今回は「コード譜」を用いた練習法をご紹介させて頂きます。
1.最初に コード譜とは?
ちなみにコード譜ってご存知でしょうか?コード譜とは、ギターを弾く際に押えるポジション(6弦2フレット)を図案化したものになります。ちなみに右利きでギターを構えた場合の形になりますので、左利きの方は脳内で左右反転して使ってください。
1.6本の横線
2.4〜5本の縦線
3.黒の丸と幅広の縦線
以上で構成されています。それぞれ「横線=ギターの弦」「縦線=フレット」「黒の丸と幅広の黒線=押さえる場所」を表しています。
それぞれ解説させて頂きます。
1.横線について
横線はギターの弦を表します。上から6,5,4,3,2,1弦となります。
2.縦線について
縦線はフレットを表します。少し太く書かれた線はナット(0フレット)の位置になります。そして下に数字が書かれている場合、ナットから数えて何番目のフレットになるかという意味になります。
3.黒い丸 幅広の線 その他
黒い丸はひとつにつき指一本で押さえます。幅広の線は「セーハ、ブリッジ」と呼ばれ、人差し指をぐっと伸ばして押さえます。
その他、太い縦線(ナット)の隣に〇×が書かれていることがありますが、「〇」は何も押さえず弦を鳴らす、「×」はその弦は音を鳴らさない、という意味になります。
2.コード譜を使った練習とは
コード譜を使ってギターの練習をする場合は、曲で覚えた方が解りやすいです。何か好きな曲を用意してください。
コード譜に書かれているコードを、一つだけでも良いので、曲に合わせて鳴らしてみましょう。初めのうちはテンションが上がります。
曲に合わせて使えるコードを増やしていきます。前奏、Aメロ、Bメロ、サビと段々と覚えていくと、いつの間にか一曲出来るようになっています。
この練習の良いところは、知っている曲で練習が出来ることはもちろんのこと、できる曲を増やしていくと、後々勉強するであろう「コード理論」が、すんなり入ってきます。この進行見たことあるな、となります。
また、一目見て押さえられるのが「コード譜」ですので、慣れてくれば初心者の方でも、「聴いたことのない曲を<初見>で<伴奏>出来る」という特典もついてきます。
3.コード譜はギター初心者にお勧めです
視覚的に弾けて、いろいろなコードをいつの間にか勉強できる「コード譜」は初心者の方に強くお勧めしています。
「練習」としてかしこまってやるよりは、知っている曲で楽しみながら練習したほうがずっとはかどるはずです。
コード譜を使った練習、検討してみてはいかがでしょうか?