ギターのカッティングが上達する練習メニュー | ギターが上達する練習メニュー

カッティングとは、弦をピッキングした後に押さえていた左手を浮かすことで音を切るギターの奏法のことです。

曲中のフレーズの最後を歯切れよく終わらせたいときによく使われますので、上達には欠かせないテクニックですね。

また、ブラッシングといった奏法と織り交ぜて使われることが多いです。

ブラッシングとは、左手の指を浮かしてミュートした状態でピッキングして弾く奏法のことです。

では、カッティングの練習をしていきましょう。

まず基本的なギターのカッティングを練習して上達させましょう。

左手でGのバレーコードを押さえてください。

6弦ルートの3フレットから始まるコードですね。

押さえるときは、しっかりと人差し指でセーハすることが大切です。

右手でピッキングした後、すぐに指板から左手を浮かしてください。

このとき、弦と指を完全に離さず弦に触れた状態をキープしてください。

タイミングよく切ることで自然なカッティングになります。

曲中では、フレーズの最後をカッティングで切るときによく使われ、余韻を残さないことでインパクトを与える効果があります。

今度は連続したギターのカッティングの練習に入りましょう。

もう一度左手でGのバレーコードを押さえてください。

メトロノームを使い、音に合わせて1・2・3・4とダウンピッキングを繰り返してください。

上記の数字の間に指を離すようにしましょう。

「ジャ・ジャ・ジャ・ジャ」と音の伸びを切るようにしてください。

このとき指を完全に離してしまうと、不必要なノイズが混ざってしまいます。

また、次のピッキングが遅れしまいますので、少し触れた状態をキープしておくことがポイントです。

何度も繰り返すことが上達の秘訣です。

歯切れのよいカッティングができるようになったら次の練習に移りましょう。

次はダウンピッキングしてカッティング、アップピッキングでブラッシングする練習をしましょう。

ブラッシングはカッティングとは逆に、弦に指を軽く触れた状態からピッキングします。

では先程と同じGコードを押さえて、1・2・3・4の1と3でダウンピッキング、2と4でアップピッキングするのを繰り返してください。

「ジャ・チャ・ジャ・チャ」と聴こえるはずです。

ダウンとアップを繰り返し、歯切れよくきれいに音を切るようにしてください。

他の練習と同じように、左手の指を軽く弦に触れてしっかりミュートするようにしましょう。

カッティングとブラッシングが上達すれば、気持ちのよいリズム感をギターで作り出せるのでぜひマスターしてください。