ロックギターの花形テクニック 大技 一発芸として君臨するのが、ピックスクラッチです。「ギュイーーーーーーン!」一発でステージの視線はあなたに釘付けでしょう。このピックスクラッチ 意外と奥が深いのです。

最大の効果音が手軽に得られる

実際、テクニックと呼ぶにはいささか戸惑いはありますが、ギターにおいて、特にロックギターにおいてその場を一瞬にして激しいロックショーに変えてしまうテクニックが、ここで紹介するピックスクラッチです。

ライブではここ一番で効果的にピックスクラッチをプレイすると、興奮の坩堝、最高のエンターテインメントがギターで演出されます。

要するに、場面を盛り上げるためには最適の方法がギターにはあるのです。

重宝するので是非ピックスクラッチも練習メニューに入れましょう。

それでは始めましょう!

やり方はいたってシンプルです。

ギターのピックを弦(特に低音弦)に滑らせるように、こすりつけるのです。

この時アンプの設定はゲインを上げて、歪ませた状態にしておきます。

クリアサウンドだと、頼りない音になりますので基本的なことですが注意しましょう。

ピックの材質、形状、硬さはもちろんのこと、弦のゲージによってもサウンドの変化がありますので各自いろいろ、遊び感覚で試してみて自分なりのピックスクラッチをマスターしましょう。

こすりつける角度、スピード、方向などによっても大きく変化しますので是非練習メニューにはそのあたりの実験的要素を加えて楽しみながらピックスクラッチを練習してみましょう。

ロックスターになりきることが大切

コツとしては思い切りの良さが大切です。

怖々やるようなものではありませんので、細かいことは気にせずガツンと行きましょう。

ピックの入れ始め、特にスタートで決まる部分も大きいので勢いよく行きましょう。

よくただ強く擦りつければ、強い音が出ると勘違いする方がいますが反対です。

摩擦抵抗を利用して、軽く滑るようにするとジェット機のようなドライブ感満点のサウンドが得られますので試してみてください。

ギターを持って、鏡の前に立ち、ロックスターになった気分で思い切りピックスクラッチをするという練習が一番、実践的で役立つでしょう。

派手な演出、演奏に勢いをつける効果音として最適なピックスクラッチ

あなたの演出が最高のものとなるように、日々の練習メニューに取り入れ、準備万端にしておきましょう。