ギターのショートスケールとは、ギターの種類の一つで、ネックからブリッジまでの間が短いギターのことです。
フレットとフレットの間が短くなるため弾きやすいと言われていますが、デメリットもあります。
今回はショートスケールのギターのメリット・デメリットをご紹介していきますので、ギターを買うときの参考にしてみてください。
1.スケールの種類
ギターのスケールについて、もう少し詳しく説明しましょう。
まずギターのスケールとは、ネックのナットからブリッジまでの距離を言います。
ショートスケールの場合はギターによりますが、60センチくらいだと言われています。
ギターのスケールには、ショートスケールの他に、ミディアムスケール、ロングスケールのギターがあります。
エレキギターで一般的に使われているのがロングスケールのギターですね。
スケールの長さが64センチくらいで、弦の張りが強いのが特徴です。
ミディアムスケールのギターはロングスケールとショートスケールの中間くらいの長さですね。
ショートスケールに比べて弦の張りが強いです。
2.メリット
では、ショートスケールのメリットをご紹介していきます。
ずばり弾きやすいということです。
フレットとフレットの間が短くなっているので、個人差はありますが、手の小さい方や女性の方、こどもにとっても弾きやすいギターですね。
弾きやすいとギターも上達しやすいのでおすすめですね。
また、ネックが短いのでロングスケールやミディアムスケールのギターに比べて弦の張りが弱く、握力が弱くても押さえやすくなっています。
3.デメリット
今度はショートスケールのデメリットをご紹介していきましょう。
手の小さい方には弾きやすいショートスケールですが、逆に手の大きな方には弾きづらさを感じてしまうかもしれません。
また、弦の張りが弱いために、チューニングが安定しにくいというデメリットもあります。
これはこまめにチューニングするようにすればいいですね。
もう一つのデメリットは弦の張りが弱いため、どうしても音の迫力が薄れてしまうということが挙げられます。
ショートスケールのギターを買うときは、メリットとデメリットをよく考えてから買うようにしましょう。
また、ギターを買うときは、お店で試奏して手になじみやすいものを選ぶと上達しやすいです。