魅惑のギター速弾き。毎日の練習が大切ですね。ここでは数多くのフレーズ例を紹介し、速弾きのエッセンスを余すことなく吸収していただきます。速弾きは理論も大切ですが、実例、実践を数多くこなすことでスキルアップしていきます。

頭の中で速弾きのフレージングを流すこと

ここではギターの速弾きの事例に基づくコツを挙げていきます。

全て重要なので練習メニューに全て入れてみましょう。

続けていくと劇的な変化が生まれることでしょう。

まずペンタトニックスケールでの速弾きの練習をしていきましょう。

フレーズ的にはシークェンス(繰り返し)パターンです。

1弦8フレット⇒1弦5フレット⇒1弦8フレット⇒1弦5フレット⇒2弦8フレット⇒2弦5フレット

この動きを弾いてみましょう。

コツは弦移動の時、音が途切れないようにすることです。

具体的には1弦5フレットから2弦8フレットへ移動する際、1弦5フレットをぎりぎりまで、ほぼ2弦8フレットが発音されるまでキープする意識が必要です。

そうすることにより、スピード感の中にも滑らかさ、つながりの良さが加味されます。

右手は、安定したオルタネイトをキープしましょう。

ミスしにくいピッキングを選択する

次に、メジャースケールを用いたラインを学びます。

ギターのみならず、楽器演奏の基本はメジャースケールですね。

ここではCメジャースケールの一部を使います。

2弦5フレット⇒2弦6フレット⇒2弦8フレット⇒1弦5フレット⇒2弦8フレット⇒2弦6フレット という流れを弾きます。

6音パターンなどで三連を意識して弾いてみましょう。

コツは同様に弦移動をスムーズにすることです。

そしてアウトサイドピッキングという、下に弦のない箇所から弾く技法が自動的に含まれています。

オルタネイトで問題なく一致しているのですが1弦5フレットをアップで弾くことが重要となります。

仮に1弦5フレットがダウンで弾かなければならないとしたら、弦の内側から惹かなければならないのでピッキングミスが多発しやすいのです。

このフレーズは結果的に1弦がアウトサイドピッキングになっているので、比較的弾きやすくなっているのです。

ギターの速弾き練習は奥が深く、継続が一番の練習となります。弾きながら、コツが見えてくる場合もあると思います。

速弾きはスケールの反復練習、動作確認あるのみです。