初心者はギターのテクニック的な部分に関心が行きがちですが、最もベーシックなリズム面への意識を大切にしましょう。ギターの場合、ストロークによってリズムを演出しますが、その基礎の部分を早期から固めていきましょう。

王道パターンをマスターしよう
引き続きリズム面の練習をしていきましょう。

ギターのストロークの練習は、1度弾けたからokというようなものではありません。

初心者から上級者まで、すべてのギターを弾く人が絶えず意識して練習していかなければならないことということを常に意識しておきましょう。

それほどストロークの練習は重要だということです。

今回、練習するパターンはこのリズムです。

1、(と)、2、と、(3)、と、4、と

このパターンは8beatの王道中の王道です。

多くの方が、耳にしたことのある典型的なストロークのパターンです。

これは8beatのほとんどの曲で使用可能ですのでとても重宝します。

では、練習してみましょう。

1拍目 ダウンストローク、(アップストローク空振り)

2拍目 ダウンストローク、アップストローク

3拍目 (ダウンストローク空振り)、アップストローク

4拍目 ダウンストローク、アップストローク

このようなパターンです。分析していきましょう。

1拍目は裏のアップストロークの空振りをしっかり意識して取りましょう。

2拍目は連続したすとろーくを丁寧に弾きましょう。

ポイントは2拍目と3拍目のつなぎです。

拍をまたがってリズムが伸びて存在していますね。

このようなリズムをシンコペーションと呼びます。

とても重要ですので覚えておきましょう。

2拍目裏拍をたっぷりと伸ばし、3拍目表拍の空振りへとつなぎます。

少し2拍目裏拍のアップストロークにアクセントをつけると良い感じになります。

その後、3拍目裏拍をしっかりアップストローク

4拍目はダウンストローク、アップストロークで一つのパターンです。

繰り返し練習して、自分のものにしましょう。

16beatにチャレンジしてみよう
最後に16beatへもチャレンジしてみましょう。

ギターで通常弾かれるリズムパターンは16beatまでですので、16beatをマスターすればほとんどのリズムが弾けます。

ここでは基本ストロークを見てみましょう。

いちとお、にいとお、さんとお、しいとお

タカタカ、タカタカ、タカタカ、タカタカ、

そのように1拍に2往復するイメージです。

ダウン、アップ、ダウン、アップで1拍です。

練習メニューに入れて続けていきましょう!