エレキギターの速弾きと言えば、ギタリストの見せ場ですね。ギタリストになったら、速弾きを華麗にやり遂げたいと思う人は多いでしょう。

速弾きを最大最高の見せ場にする多くのギタリストもたくさんいます。あなたも、たくさんの速弾きギタリストに憧れて、こんなギタリストになりたいとお手本にする有名ギタリストがいらっしゃるでしょう。

今回は、そんな憧れのギタリストになる第一歩、速弾きの練習メニューをやってみましょう。

速弾きと言えば、文字通り、ギターを速く弾くということですが、速く弾くだけではなく、リズムを狂うことなく的確に弾き、またカッコイイフレーズを失敗なく弾くということが重要です。

速弾きというだけあって、四分音符や八分音符のゆっくり目の音符を弾くわけではなく、十六分音符や速弾きで三連符や六連符などもするかもしれません。

そのような速い音符を弾くということになっても、リズムが狂うことなく、しっかり弾くために、毎日の練習が欠かせません。


速弾きギタリストへの第一歩!

速弾きをするためには、音符を速く弾くということも大切ですが、エコノミーピッキングで弦の移動やピッキングを快適に省略していくということも学ばなければなりません。

速弾きの練習メニューとして、音符を引くだけでなく、エコノミーピッキングとの連動で、総合的に速くなる弾き方をマスターしましょう。


1.速弾きギタリストへの道

簡単なエレキギターの練習メニューを用意しました。速弾きをどのようにするかということを、普通のオルタネイトピッキングでする方法と、ピッキングを簡略化させるハンマリングなどとの組み合わせでの双方でどのくらい速く弾けるかということを体感して頂く練習メニューです。



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エレキギターの簡単な練習メニューです。オルタネイトで弾いてみましょう。十六分音符のメロディーなので、いくらか速く弾かなければなりませんが、テンポに気をつけて弾いてみましょう。



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次は、同じメニューで、ハンマリングとプリングオフとを組み合わせて、より速弾きに耐えられるようにしてあります。こちらも、十六分音符なので速弾きにするためには練習をしなければなりません。

この中で、ハンマリングやプリングオフを組み合わせることで、ピッキングのもたつきを軽減させることが可能になります。

ハンマリングは、前の音の余韻を活かして、指板を叩くことでなります。プリングオフは、弦を引っ掻くことで音を鳴らせる方法です。ハンマリングとプリングオフも注意しながら、弾いて下さい。


2.速弾きギタリストへの道

エレキギターのペンタトニックを速弾きで弾くことは、よくギタリストが使うテクニックです。ペンタトニックの配列を思い出しながら、練習メニューを弾いてみましょう。



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ペンタトニックを速弾きで弾く練習メニューです。まずは、普通にオルタネイトピッキングでダウンアップダウンアップのリズムで弾いてみましょう。十六分音符だと速く弾かなければなりませんが、ピッキングのもたつきに注意し、リズムが狂わないように練習してみましょう。



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こちらは、同じペンタトニックの練習メニューですが、ハンマリングとプリングオフとを組み合わせることで、より速いフレーズに対応出来るようにするための練習メニューです。

ハンマリングやプリングオフがある分、余計なピッキングをしなくても良くなりますので、ピッキング時のもたつきが少し軽減されます。リズムに合わせて、ハンマリングやプリングオフできちんと音が鳴るように、マスターして下さい。


3.速弾きギタリストへの道

速弾きと言えば、ハンマリングとプリングオフだけがピッキングの軽減をするわけではありません。スライドのテクニックもプラスして、同じ弦での弦移動の負担が随分軽くなります。



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このように、同じ弦で長い弦移動をするギターソロもよく出てきます。同じ弦の弦移動でスライドとハンマリングやプリングオフを使うことで、リズムに乗り、また弾きやすいギターソロが出来るようになります。速弾きで弾かなければならないので、テンポだけには注意して下さい。

1弦の10フレットを人指し指で、13フレットを薬指で押さえてピッキングし、そのまま10フレットの人指し指を8フレットまでスライドします。

8フレットの人指し指は押さえたままにして、10フレットを中指で押さえハンマリング、次の8フレットはこの時ハンマリングで音が鳴りますので、そのままにして、そのまま10フレットまで再び中指で押さえてプリングオフ、8フレットはそのままの状態で音が鳴りますので、人指し指を6フレットにスライドします。次に8フレットを中指でプリングオフします。

次が少し難しいのですが、6フレットをスライドしながら、8フレットまで人指し指で移動します。次の10フレットをピッキングします。8フレットは人指し指で押さえていますので、そのまま6フレットまで移動し、中指で8フレットをプリングオフします。ここまでで1小節です。

2小節めは、人指し指の6フレットを5フレットまでスライドで下がります。次は6フレットをピッキングしながら、再度5フレットをプリングオフし、再び5フレットの人指し指から3フレットまでスライドで降りて、5フレットをプリングオフします。

3フレットをピッキングし、5フレットをプリングオフをし、最後の二分音符の3フレットは人指し指で終わります。ここまでで2小節です。

最後の練習メニューは、少し難しくなりますが、スライドのタイミングやハンマリングやプリングオフをどこで行った方がいいか適当かをわかるようになると、より速弾きギタリストへの道が近くなることでしょう!