エレキギターを練習していく内に、理論と言うものに行きつくと思いますが、実は理論として改まって見るから難しそうに見えたりするだけで、実際はそう難しいものでもないのです。

ここでは、初心者が知っておくべき簡単な理論を紹介します。


1.音名

音名ってなんのことだ?と思った初心者の方も実はこの音名と言うのは小さい頃から親しんでいるはずです。

ドの音を弾いてください、と言われればドを弾きますよね?

ある高さの音を識別する為に付けられた名前が音名と言う事なのです。

そしてこの音名は色々と呼び方があります。

一般的に音楽の教科書に載っている音名はドレミですが、実はこれはイタリア語での音名なのです。

エレキギターなんかで使われるのは主に英語の音名表記で、C(ド)D(レ)E(ミ)F(ファ)G(ソ)A(ラ)B(シ)C(ド)となります。

他には日本語表記でハニホヘトイロハや、ドイツ語でのCDEFGAHCがあります。

ドイツ語だと英語とほぼ同じですが、シの音がHになっているのが特徴で、発音も違います。

知っておいて損はないですし、どの音名がどの音なのかと言うのを把握しておくのは上達には必須項目ですのでしっかり覚えておきましょう。


2.音階

音階とは簡単に言ってしまえば音の並びのことです。

そして例えエレキギター初心者でも音階が何なのかは実はすでに知っています。

「どういう事か?」と言うと誰でもドレミファソラシドは分かりますよね?

この並びの事を音階と言うのです。

エレキギターをする上でよく目にするスケールと言う言葉を訳すと音階になります。


3.拍子

エレキギターに限らず、楽器をする上で必ず拍と言うものは出てきます。

例えば聞きなれたもので言えば四分の四拍子ですが、これはいったいどういうことなのか?

この四分の四拍子を分解すると、一つの小節の中に四分音符が4つ入る、と言う事を示しています。

なので、これがもし四分の八拍子となっていた場合は四分音符が一つの小節の中に8つ入ることになります。

では、四分の二拍子ではどうなるか?答えは四分音符が一つの小節に2つです。

ここまで読んで、何となく分かった初心者の方も居ると思います。

四分の四拍子とした場合、分母が音符の長さを表し、分子が1つの小節に分母で表された音符が入る数を表しているのです。

これは音楽をする上で必ず理解すべきことですので、しっかり理解して上達の役に立てましょう。

他にも色々と理論はありますので、並べ始まるとキリがありませんが今回紹介したものは本当に基本的
なことばかりですので、しっかり覚えておきましょう。