エレキギターを弾いてみたい!と思ったら、思った時がチャンスです。エレキギターを弾いてみましょう。でも、いざエレキギターを用意しても、構え方からピックの持ち方から手始めに何をしたらいいのかわからないことばかりですね。
手始めに好きなギタリストの構え方やネックの持ち方、ピックの持ち方などを真似してみることも大切です。でも、それだけだと実は自分に向かない構え方や持ち方だけを一生懸命真似をすることになってしまいます。
自分に合ったやり方を見つけたり、その時々で構え方や持ち方を変えたり、研究したりすることも大切ですね。
1.エレキギター本体の持ち方をマスターしよう
エレキギター本体を持ってみましょう。ギター本体の持ち方にも、2通りがあります。座って弾く場合と、立って弾く場合ですね。
座って弾く場合でも立って弾く場合も、それぞれ練習他、実際のライブの場でも座って弾くことがありますので、そういった場面を想定してみて、ギターを構えてみましょう。
1.エレキギターを座って構える場合
まず、座った姿勢でしたら、そのままギターを抱えて、利き腕が右手でしたら、右足の腿の上にギター本体が乗っかるようにして、ネックを左側に据えます。
また、利き腕が左手なら、左足の腿の上にギター本体が乗っかるようにして、ネックを右側に据えます。この時、ネックの角度は、座った位置でギターが弾きやすいように角度を調整してみて、ネックとギター本体の角度も整えます。
ギターの指板を見ながら弾くような場面も想定し、あまり角度を高く持つよりも、多少地面に平行になるような角度にする方が、ギターのプレイも支障無く出来るかもしれません。
2.エレキギターを立って構える場合
エレキギターを立って構える時に、必要不可欠な器具がストラップです。ストラップを装着し、エレキギターを構えてみましょう。
ストラップが簡単に取れないように、「ストラップロック」という器具が発売されているので、それを用意してみましょう。
「ロックピン」には2通りの種類があり、本体がプラスティックのものと、ロックピンのものがあります。さあ!「ストラップロック」器具を装着して、エレキギターを立って構えてみましょう。
さてここでギタリストたるもの、悩むのがストラップの長さです。「ギタリストの美学」に関わる重要な問題かもしれません。
ロックギタリストの中には、とても短く調整する人や、逆に長く調整する人がいます。実際、弾いてみるとわかることですが、エレキギターを長くしすぎると、ギターは弾きにくいです。また、短くするとギターは弾きやすいです。
例えば、ストラップを長くする有名なギタリストとして、LED ZEPPELINのジミー・ペイジが有名です。
逆にストラップを短くした有名なギタリストでは、エリック・クラプトンなどは上に持っていますし、パット・メセニーなどもかなり上に持っています。
余程の手の長さが無ければ、あまり長くすると、ギターは弾きにくくなりますが、それを差し引いてもカッコ良く見せたい!ということであれば、貴方なりの適度なストラップの長さを見つけてみてください。
2.ピックの持ち方をマスターしよう
今度は、実践的にギターを弾くのはピッキングです。ピックをどのように持つかについて、悩みを抱えていらっしゃる方は、ぜひこの記事を読んでピックの持ち方をマスターしましょう。
エレキギターは、クラシックギターのネックの太さに比べたら、若干細く出来ています。
エレキギターとクラシックギターとで明らかな違いは、電気を通しているかどうかなのですが、電気を通していることで、弦の共鳴作用により、弾いていない弦がビヨ〜ンと鳴ってしまうことを押さえる必要が、常にあります。
これをミュートする必要があるのですが、このミュートをやりやすいピックの持ち方があります。
比較的細いエレキギターのネックならではの握り方です。親指を6弦の弦に届くように、ネックをグルッと握ってしまう方法です。親指は6限をミュート出来ます。ロックギタリストには多い握り方で、手の大きなジミ・ヘンドリックスなどは、こちらの握り方でよくプレイしていました。
こちらは、エレキギターでもソロを演奏する時などに使うポジションです。クラシックギターの奏者は常にこうした握り方をしますので、クラシックギターからエレキギターに持ち替えたギタリストの皆さんは、こちらは慣れたものだと思います。