「エレキギターを買っていざ始めよう、と思ったけれど何から練習すればいいのか分からない」と言う方も多いと思います。

そんな時に思いつくのは教則本を買って練習するか、ネットで検索して練習するかだと思いますが、今回はネットで検索するタイプの方向けに何から練習すればいいのかを解説していきます。


1.まずはギターに慣れよう

エレキギターを練習するにあたって大切なのは、何よりもまずギターに慣れる事です。

どんなに派手で格好いいギタープレイをするギタリストでも、その最初の一歩はギターに慣れる事から始まっています。

何からしたらいいのか分からないから弾けないと気遅れする必要はありません、まずエレキギターがどんな楽器なのか、と言う事を実際に手に取って、感触を確かめてみることが大切です。

新品の靴や鞄などの様に、楽器も使えば使うほど手に馴染むものですので、ギターに慣れる事からもう練習は始まっているのです。

ですが、ただ触っているだけでは当然上達はしないので、次は弦に触っていきましょう。


2.弦を弾いてみよう

エレキギターには基本的に6本の弦が張られていますが、どの弦でもいいので好きな弦を弾いてみましょう。

まず初心者の人で大多数の人が思うのは「自分が弾こうとしている弦を弾こうとすると上手く弾けずにもたつく」だと思います。

自分で実際に持って弾いてみると見た目よりずっと弦と弦の間が広く感じたり、狭く感じたりすると思います。

補助輪無しの自転車をいきなり乗れる人がなかなか居ない様に、いきなり正確に捉えることが出来ないのは当然の事です。

初めはギターを弾く手と、弦を押さえる手とを交互に見ながらそれでも上手く弾きたいところを弾けない状態だとは思いますが、練習すればするだけ上達してスムーズに出来る様になるので頑張りましょう。


1.6弦から1弦まで順番に弾いてみよう

先ほど好きな弦を弾いてみようと言いましたが、見た目にも分かるようにそれぞれ太さが違い、音も違ったと思います。

ギターはこの6本の弦を指で押さえる事で音を変える訳ですが、弦にも呼び方があります。

一番太い弦を6弦と呼び、その弦から細くなるにつれ、5弦、4弦、3弦、2弦、1弦と数えていきます。

通常、よほど特殊な持ち方をしない限り、ギターを持った時、一番上になっている弦は6弦だと思いますので、順番に6、5、4、3、2、1と弾いていきましょう。

上から順番に弾ける様になったら、次は1弦から6弦に向かって順番に弾いていきましょう。

地味な練習に思えますが、最初の一歩はどんなものでも地味なものなので、根気よく取りんでください。

弦に触ってなんとなく感触が分かれば十分です。

後は簡単なものから順番に練習して、テクニックを身に着けていきましょう。