ギターを弾いているとあらゆる状況に遭遇しますね。初心者がよく困るのが、弦が切れた場合の弦交換が代表的なものでしょう。単純なようでいてこの弦交換 慣れるまでは時間もかかり大変ですが、しっかり基本的な弦交換をマスターしておきましょう。

ギター弦には寿命がある
ギター初心者が困ることの一つに弦交換があります。

練習中に弦が切れてしまっては、慌てますよね。

人によっては、そこで諦めてしまう方もいるかもしれません。

しかし、ちょっと待ってください。

そうならない為にも、弦の交換方法をしっかりと覚え、自分で弦交換をできるようにしておきましょう。

ギターの弦は消耗品です。いつかは切れたり、錆びたりして使えなくなります。

趣味として楽しむ方も、数ヶ月に一度くらいは弦を交換する習慣をつけましょう。

今回はアコースティックギターの弦交換を取り上げてみます。

ギターの弦交換をする場合は、6本すべての弦を交換しましょう。

よく切れた弦だけ交換する人がいますが、全体のバランスを考え全弦変えることをお勧めいたします。

実際に弦交換をしてみよう

さて、実際に弦を交換してみましょう。

まず、6弦のピンを抜いて新しい弦を穴に入れます。

次にピンを6弦に戻し、しっかりと伸ばし安定させます。

そしてヘッド側の6弦のポストに巻き上げていきます。

まずはポストに弦を通します。

そして6弦のポストの穴のところよりも少し長めのところを折り曲げておきます。

そうするとブリッジからポストまでに弦のたるみが出ます。

そのたるみが弦を巻き上げていく分量となります。

折り曲げたところまで、巻き上げていきますが、巻き上げていく弦は下へ下へと行くように巻き上げていきます。

そうすることにより楽に綺麗に巻くことが可能となります。

弦が巻き上がると、安定させるために弦を引っ張って馴染ませていきます。

安定するまでチューニングは下がってしまうものですので、音が下がっても気にすることはありません。

同様に5弦、4弦、3弦、2弦、1弦と弦交換をしていきましょう。

全弦張れたら、最後にしっかりとチューニングしましょう。

余った弦は切って処分しましょう。フォークの方などはよく切らずに巻いている方も多いですが、音への影響はありませんのでお好みで構いません。

失敗したりしていくうちにコツをつかめ、早く弦交換ができるようになるので、慌てずにチャレンジしてみましょう。