バッキングトラックって何だそれ?初めて聞いた、って方も中にはいらっしゃるかも知れませんが、ここではバッキングトラックを使ったギターの練習をご紹介したいと思います。
ギターを始めたばかりの人にとっては、グループ演奏やバンドなどで、ギターソロを弾くための練習にもなります。
1.バッキングトラックって何?
バッキングトラックとは、バッキング(伴奏)のみの音源です。ドラムやベース、だけのもありますね。一から作るのは結構手間ですし、有名な曲のトラックは著作権等が絡みます。
※ここでは、「バッキングトラック 著作権フリー」とかで検索してもらう体でお願いします。
バッキングトラックには主に以下の項目の組み合わせで構成されることが多いです。
「ブルース Am BPM 100」バッキングトラック、みたいな表記が多いですかね。
Am(エーマイナーの)ブルース(ブルースコード進行で)BPM 100(テンポは100で伴奏しますよ)といった意味になります。
※有名動画共有サイトで検索すると山のように出てきますので、お好みの伴奏を探してください。
2.ギターの練習にバッキングトラックを使う方法
千差万別・十人十色の使い方がありますが、私の場合はこんな環境でやってますよ、というものをご紹介させて頂きます。
1.PC
これがないと動画が再生できませんので…以下略。
2.オーディオインターフェイス
USB接続で、PCからの音源、およびギターの音をまとめます。
3.ヘッドフォン
オーディオインターフェイスからヘッドフォン出力です。ご近所様への騒音対策。
4.モデリング系エフェクター
アンプ(キャビネットまで)をモデリングしたタイプが臨場感あってお勧めですよ。
アコギの際はご近所さんへの十分な配慮をもとに、スピーカー等用意してください。
3.具体的な練習方法
まずはトラックを再生してみましょう。音楽ジャンルに合わせた、「王道」と呼ばれるコード進行で伴奏をしてくれます。
なかにはコードもちゃんと表記してくれているものもありますので、そういった物の方が解りやすいかもしれません。
それに合わせてギターを弾いてみる訳ですが、鳴っているコードに対して「使える音」は限られてきます。俗に言う「スケール」といったものなのですが、書ききれないので別の機会に。
そのスケールに沿って使える音を探し出し、「バッキングトラック」に対して「メロディ」や「ギターソロ」を作る練習をする。
ギター用のカラオケと考えると話は早いですね。
※バッキングトラックをフル活用するには、「スケール」の勉強が必要ですので、あしからず。