ギター演奏の場合、アルペジオ演奏が必須です。そのアルペジオ 実際リズムキープが案外難しいですよね。スピードにこだわるあまり、スィープピッキング等で演奏した場合、リズムが不安定になりがちです。そんな時にはスキッピングです。

コードアルペジオでしっかり練習しよう

ストリングスキッピングとは、簡単に言うと「弦飛びピッキング」のことです。

ギターのピッキングは様々ありますが、このストリングスキッピングは非常に効果的です。

なぜなら、テクニカルな響きをリズムを安定させて、1音1音をより鮮明にさせることができます。

ここでは、コードアルペジオをスイープ奏法との比較でストリングスキッピングを検証してみましょう。

Aコードのアルペジオを題材にしてみましょう。

まずはスィープ奏法です。4弦7フレット、3弦6フレット、2弦5フレット、1弦5フレット そこまでオールダウンピッキング、そのあと1弦9フレットから5フレットをアップピッキング 戻るときは2,3弦アップ 4弦でダウンに戻し1つのパターンです。

さていかがでしょうか?

スピード感はありますが、一音一音を明確に弾いた意識はありますか?リズムは安定していますか?

実際ギターでは音の流れを優先した、流れたようなピッキングとなるので、アタックも弱く、リズム面が崩れやすいです。

一方、ストリングスキッピングのやり方を見てみましょう.

これはおすすめなので、是非練習メニューに入れてください。

では、やってみましょう。

安定感抜群のストリングスキッピング

4弦7フレット ダウンピッキング、3弦6フレット アップピッキング、3弦9フレット ダウンピッキング、 1弦5フレット アップピッキング、1弦9フレット ダウンピッキング、1弦5フレット アップピッキング、3弦9フレット ダウンピッキング、3弦6フレット アップピッキング、最後は4弦7フレット ダウンピッキングです。

違いがお分かりでしょうか?

ギターの一音一音が明確ではっきりとした出音になっているのが分かると思います。

ギターのストリングスキッピングの醍醐味はそこにあります。

安定した音での速いフレーズはよりスピード感を感じさせます。

その分ピッキングは難しくなりますが、とても音楽的な良い演奏となります。

是非とも練習メニューに加えてみましょう!