ギターのチューニングには通常の解放弦によるチューニングと、12フレットとハーモニクスを使ったオクターブチューニングがありますね。
今回はハーモニクスを利用したチューニングのやり方をご紹介していきます。
初めての方も試してみると、ギターについて詳しく学ぶことで上達に役立ちますのでぜひ試してみてください。
1.ハーモニクスの基本
ハーモニクスを利用したギターのチューニングをやる前に、ハーモニクスの出し方をおさらいしてみましょう。
今回は5フレットと7フレットを使ったハーモニクスでチューニングしますので、5フレットと7フレットでハーモニクスを出してみましょう。
まずは左手の指で5フレットの6弦に軽く触れてください。
軽く触れた状態のまま、右手で6弦をピッキングしてみましょう。
すると6弦5フレットのハーモニクスの音が出ます。
ポイントは軽く触れた指をピッキング直後に素早く離すことです。
6弦から1弦まで、5フレット7フレットのハーモニクスを出せるまで練習してみてください。
ギターの上達にも役立つので、ハーモニクスをすぐに出せるようになりましょう。
2.6弦と5弦のチューニング
それではハーモニクスを利用して、6弦と5弦のチューニングをしていきますのでギターのチューナーを用意してください。
まず6弦の5フレットと5弦の7フレットのハーモニクスを出してみてください。
この2つのハーモニクスの音はどちらもEの音です。
どちらもぴったりとEの音になるようにペグを回して調整してください。
このとき注意するのは、ペグを回すとき高い音から低い音へ合わせていくのではなく、低い音から高い音にするように合わせていきましょう。
次に5弦と4弦をチューニングしていきます。
5弦の5フレットと4弦の7フレットのハーモニクスを出してみましょう。
この2つのハーモニクスの音はどちらもAの音です。
6弦と5弦のときのように、5弦と4弦のペグを回してAの音になるようにチューニングしてください。
3.4弦から1弦までのチューニング
次にギターの4弦から1弦のチューニングをしていきます。
まずは4弦と3弦のチューニングをしていきましょう。
4弦の5フレットと3弦の7フレットのハーモニクスを出してください。
この2つのハーモニクスの音はどちらもDの音です。
4弦と3弦のペグを回してDの音になるように調整してください。
最後に2弦の5フレットと1弦の7フレットのチューニングをしていきます。
2弦の5フレットと1弦の7フレットのハーモニクスの音はBの音です。
これも同じようにペグを回してチューニングしていきましょう。
ハーモニクスを利用したチューニングを知っておくと、ギターの上達に役立つのでぜひ覚えてみてください。