エレキギターを始めるにあたってまずエレキギターが無いと始まりません。

ですが、エレキギターと言っても種類や値段が豊富で選び方などが分からずにどうすればいいか分からない方も多いと思います。

そこでどんなギターがあるのか、初心者はどんなギターを選べばいいのかをこの記事で紹介していきますので、参考にしてください。


1.エレキギターとは何か?

まず、エレキギターとは何かから説明していきます。

一口にギターと言っても、フォークギター、クラシックギター、ガットギター、エレキギター、ベースギターなど色々とあります。

その中でもエレキギターと呼ばれる物は、金属製の弦の振動をピックアップやマイクによって電気信号に変え、アンプを通して演奏する楽器の事をエレキギターと呼びます。

また、通称としてエレキギター、エレキと呼ばれていますが、正式名称としてはエレクトリック・ギターになります。


2.エレキギターの形状による種類と名称

選び方としてエレキギターは色々な形状の物があり、その形状によって弾きやすさなども色々で、好きな形でギターを選ぶのも選び方の1つですが、形状によっては初心者に向かない物もあるので注意が必要です。

以下に代表的な形状の名称とメーカーなどを紹介していきますので、選び方の参考にしてください。


1.ストラトキャスター

代表的なエレキギターの形状の一つで、エレキギターと言われてパッと思いつく形状はこのタイプのエレキギターだと思います。

このストラトキャスターと呼ばれるギターは1954年にフェンダー社より発売されたエレキギターで、シングルコイルと呼ばれるピックアップをフロント、センター、リアに装備しているのが一般的です。

座って弾くのも立って弾くのも弾きやすく、初心者にオススメ出来るエレキギターです。


2.テレキャスター

このエレキギターもフェンダー社から発売されたギターで、上記のストラトキャスターと並んでフェンダーの代表的なギターで、ストラトキャスターの前身とも言えるギターです。

ピックアップはフロントとリアにシングルコイルピックアップを1つずつ装備しているのが一般的です。

ジョージ・ハリスンなども愛用し、ここ最近のバンドなどで言うとチャット・モンチーや凛として時雨と言ったミュージシャンに使われています。


3.レスポール

ギブソン社から発売されているエレキギターで、エレキギターの二大巨塔の1つとも言えるギターです。

全体的に丸みを帯びた形状で、B’zのギタリストである松本孝弘さんが愛用していることでも有名で、彼に憧れてレスポールを選んだ人も多いと思います。

このギターはフェンダー社のギターの様なピックアップではなく、ハムバッカーと呼ばれるピックアップを使用しており、シングルコイルよりノイズが少なく力強い音を出せますが、ボディ自体が重い為、ストラトキャスターなどに比べると疲れやすいです。


4.SG

ギブソン社より発売されている形状のギターの一つで、レスポールと同様にハムバッカーを装備しています。

見た目が上記3つよりも見栄えする形状なので、恰好いいギターを持ちたいと思う初心者の方にオススメです。


3.どんなギターを選べばいいか

代表的なギターの形状を紹介しましたが、形だけでなく値段もこれから始める初心者の方にとっては気になるところではあると思います。

上記で上げたメーカーのモデルは音が良いですが、当然下のラインからでもそれなりの価格はしますので、初心者の方がいきなり買うのはハードルが高いかもしれません。

初心者がギターを選ぶ時によく言われるのは「上達したいなら高いギターを買った方がいい」と言われますが、これは間違いではありません。

ちゃんとしたギターを選ぶことでちゃんとした音感が身に付くため上達しやすいと言ったメリットがあるからです。

ですが、ここでは敢えて「続くかどうかも分からない内に高いギターを買う必要は無い」と言っておきます。

今は安価な初心者用のセットなども販売されていますし、初心者用ギターとして販売されているものも
昔に比べて選べる形状は増えていますので、一度インターネットなどで探してみるといいかもしれません。

下手に高いギターを買ったが為に否応なくギターを続けるのではなく、まずはギターを弾くことの楽しさを知った上で、音の良いギターを選んでいく選び方と言うのも一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか?