派手でテクニカルなリードギターはギターのひとつの魅力ですが、勝るとも劣らないギターらしいテクニック。それがカッティングです。通常の曲は大部分がバッキング、リズムギターとなるため、実際カッティングをセンスよく弾けるということは非常に武器となります。

リズムギターこそがギターの役割

皆さんがギターに持つイメージはどのようなものでしょうか?

実際は音楽性や好みにより、大きく答えは違ってくるでしょう。

しかしギターで一番大切なことは何か?ということを考えると、答えは間違いなくリズムです。

コードワーク、バッキングの名手こそが本当の意味でのギタリストといっても過言ではありません。

そのコードワークを表現するために必要不可欠なのが、ここで取り上げるカッティングです。

そもそもカッティングとはなんでしょうか?

カッティングとは和音、ないし単音を右手のシャープなストロークによりはじき出されるリズムプレイです。

時にはメロディアスなフレージングも織り交ぜ、楽曲を引き立てます。

是非、練習メニューに加えてみましょう。

一つのパターン練習を紹介いたします。

コードプレイでD9を例に取ってみましょう。

コードは5弦から5フレット中指、4弦4フレット、3,2,1弦の5フレットを薬指でまとめて押さえます。

練習メニューに加える際には任意のコード、及び単音でもokです。

さあ、ギターでカッティングを弾いてみましょう。

リズムはここでは16beatで練習してみましょう。

ジャカジャカ、ジャカジャカ、ジャカジャカ、ジャカジャカ、とオルタネイトピッキング(ストローク)で勢いよく弾いてみましょう。

チェックポイントは、音の粒が揃っているか?リズムが安定して乱れていないか?という点を重点的に確認しましょう。

ギターらしくシャキシャキした歯切れがでるまで続けましょう。

くれぐれもメトロノームを使用してリズムキープに努めましょう。

アクセントが明暗を分ける!

少し応用してみましょう。

1拍分、4音中 1音目にアクセントを入れて弾いてみましょう。

グルーブ感を意識して何度も繰り返します。

次に2音目にアクセントを入れて弾いてみましょう。

これが大切で裏拍を安定させることがカッティングの肝になります。

しっかりアクセントをつけ、安定したカッティングを目指しましょう。

同様に3音目、4音目も試してみましょう。

効果的ですので是非練習メニューに入れて実践してみてください。