ギターの上達と練習メニューには密接な関係があります。ギターは、好きなように適当に毎日ダラダラと弾いていてもたいして上達していきません。
ギターがうまくなりたいのなら、やはりある程度しっかりした練習メニューをつくる必要があります。
なかでも私がおすすめしたいのは、何ヵ月後のこの日、人前でこの曲を披露するという具体的な目標があると、上達の速度がグッと上がってきます。
やはり人間というのは期限が切られていて、追い詰められると信じられないような力を発揮したりするものだと思います。
なかにはプレッシャーに押しつぶされてしまうタイプの人もいると思いますから、向かないタイプの方もいるかもしれませんから、そのあたりはご自分で判断してください。
では、披露する曲を練習し始めるんですが、できればその曲を弾きこなせる上手な人に教わってください。
そして、先生と一緒に発表の日までにその曲を仕上げられるように練習メニューを作っていきます。
難易度の高いテクニックが必要な部分があれば、曲だけを練習するのではなくて、そのテクニックを身につけるための別メニューも必要になってくると思います。
そして、週に1回とか先生に上達度をチェックしてもらいながら、練習メニューをしっかりこなしていきます。達成の度合いによっては練習メニューを変更する必要が出てくる場合もあると思います。
とにかく、ひとりでやっていたのではなかなか上達のスピードは上がりません。自分がなりたいレベルのプレーをすでに出来ている人に先生をお願いすることが重要です。
そして、一度お願いしたら、自分では理解できないような指示を出されても、信じて従うことです。その先生は、今のような演奏レベルを身につけるのに、様々な試行錯誤を繰り返してきているはずです。
そうして身につけたものをあなたに教えようとする時に、きっと最短距離の到達方法を教えてくれると思います。でも、もしかしたらそれはあなたにとって信じられないようなやり方だったりする場合もあるということです。
それを信じてついていくことができれば、きっと信じられないくらいのスピードでギターがうまく弾けるようになることでしょう。