前回基本的なアルペジオの方法を学びましたが、今回はより実用的な例をあげて練習していきましょう。何よりも右手を安定させてクリアで粒の揃った音が出るように繰り返し練習することが重要です。では始めましょう。

基本パターンをマスターしよう

ギターでアルペジオは実際、膨大なパターンを覚えるようなものではありません。

数種類の基本パターンを身に付け、コツをつかむとどんどん応用していけます。

前回に引き続きGコードを例に考えてみましょう。

6弦、3弦、2弦、3弦 この順序で練習してみましょう。

馴染んできたら必ずメトロノームを使用しましょう。

音楽で最も大事なのはリズムです。ギターもリズムが命です。

安定してきたら今度は1弦、3弦、2弦、3弦と弾いてみましょう。

繰り返しているとだんだんコツがつかめるようになってきます。

少しずつアルペジオらしくなってきましたね。

それでは両方を繋げて弾いてみましょう。

6弦、3弦、2弦、3弦、1弦、3弦、2弦、3弦を8分音符で弾いてみましょう。

立派な1小節の基本パターンが出来上がりました。

ギターは慣れが必要ですので何度も自然になるまで繰り返し練習していきましょう。

多くの楽曲で当てはめることができますので、コツをつかんだら試していきましょう。

和音も取り入れてゴージャスに

単音での動きを覚えたら、和音も混ぜてみましょう。

繊細さの中に力強さも加わったパターンで重宝します。

6弦、3弦、2弦+1弦を同時に、3弦と弾きます。

2弦+1弦を同時に弾くときはm、a指がバラつかず同一の速度でしっかりと弾くことがポイントとなります。

そのあとに弾く3弦は強くなりすぎないように注意しましょう。

和音部分にアクセントが置かれるので、裏拍である3弦の音が強いと意味がなくなってしまいます。

もう一つパターンを練習してみましょう。

6弦+1弦を同時に、3弦、2弦、3弦と弾きます。

離れた弦を同時に弾く奏法が出てきました。これはアルペジオの醍醐味ですね。

コード弾きの場合、離れた弦を同時に弾くことは物理的に不可能ですが、フィンガースタイル(指弾き)のアルペジオの場合は可能ですのでより音楽の幅が表現できます。

6弦と1弦を同時に弾く場合も、手首が上がらないように注意してバランスのとれた音量、音色を目指しましょう。

これらの基本パターンを実際にギターを持って弾く習慣をつけると高い効果が得られますので実践してみてください。