ギターの上達は、まずフレーズを口ずさむことです。

口で言えないフレーズは自分で分かっていないという事です。そんな状態で上手く弾ける訳はありません。ホニャララ〜とごまかしてしまう所は実際弾いてみても上手く弾けない苦手な所ではないでしょうか。もちろん超絶早弾きは一旦置いておいてのお話ですが…。

逆に上手く弾ける人は必ず口でもフレーズが再現出来るといえます。曲の音の一つ一つを理解しているから、曲の流れとどこを押さえるべきかが理解出来るのです。

なかなかギターが上達しなくて挫折してしまう方も少なくありません。特にコードが弾けるというのはエレキギターを弾く際の技術としては必須なのですが、いきなりそこから入ってしまうと難しさに

挫折してしまいがちです。音楽理論も当然知らなくてはいけないし基礎練習も大事です。

もちろんギター教室の練習メニューを確実にこなしていく方法、初心者用の教則本を買って練習メニューを増やしていく方法も合っている方にはおすすめですが、そこで上手くいかず楽しくないと感じてしまってはもったいないと思います。

ギターは楽しいという気持ちが上達の基本だと思いますので、基本的な奏法が出来るようになったらこの曲かっこいい、この曲弾いてみたいという曲を弾けることを目標としてはいかがでしょうか。

いきなり耳コピは難しいと思いますがとにかく聞くこと、聞いて耳に叩き込んだフレーズは口ずさめるようになります。そうしてスコアを開けば頭に中のフレーズとタブ譜、音符とが一致します。

つまずいた箇所はその都度潰して行き、最終的に1曲弾けるようになると次の課題曲に挑戦した時応用が出来たりするものです。

また、エレキギターは単体でそこまで大きい音が出ないので比較的練習のしやすい楽器ですが、やはりアンプで鳴らしたサウンドでしっかり練習するほうが自分の音を確認するという意味でも良いと思います。賃貸などで音を出しづらい方はヘッドフォンアンプを利用すると良いでしょう。

ギターの練習メニューには明確な決まりはありません。自分に最適な練習メニューを見つけモチベーションを維持出来るよう、楽しく練習して下さい。