エレキギターの練習においてリフを弾く機会は多いと思いますが、リフにも様々なものがあります。

では、どんな練習をすれば良いのか?

今回はリフ練習におけるおすすめのフレーズなどを紹介していきたいと思います。


1.初心者におすすめなリフ5選

ここでは、初心者の方向けのリフのフレーズを5つ紹介していきます。


1.Smoke On The Water/DEEP PURPLE

DEEP PURPLEの曲の中でも代表的な曲の一つで、イントロのリフは誰しもが聞いたことのあるイントロのリフです。

特別な技術が必要なく、それでいて誰でも聞いたことのあるフレーズなだけに簡単に弾けて、なおかつ有名な曲と言う事で弾いていて楽しいです。

また、リフに限らずこの曲はロックを目指す初心者には必聴盤と呼ばれるほどの曲で、エレキギターの基礎が詰まっています。

難しい曲ではありませんが、基礎が出来ていないと綺麗に弾けない曲でもあるので上達の為にも一曲通して覚えるのもいいと思います。


2.Walk This Way/Aerosmith

某番組で起用されている曲で、こちらも一度は耳にしたことがあるイントロのリフだと思います。

簡単な様に思えて弾いてみると意外に難しいと感じるかもしれませんが、基礎的な力を身に付けるのにはもってこいのフレーズです。


3.20th Century Boy/T.Rex

名前からピンときた方も居るかと思いますが、映画「20世紀少年」で起用されていた楽曲です。

印象的なイントロのリフがいかにもエレキギターと言った感じのリフで格好いいフレーズです。

それほど難しいリフではないので、練習してみてください。


4.Black Night/DEEP PURPLE

こちらもDEEP PURPLEの楽曲で、缶コーヒーなどのCMに起用されていた曲です。

テクニック的な難しさはありませんが、独特のリズムですのでリズムに乗れずに弾くとのっぺりとした感じになってしまうので注意です。


5.Immigrant Song/Led Zeppelin

レッド・ツェッペリンの楽曲で、世代の方には「移民の歌」と言う呼び方の方がしっくりくるかもしれない一曲です。

イントロのリフは弾いていること自体は非常に簡単な往復なのですが、弦を跨いだ往復なので正確なピッキングが必要になります。

初心者の方のピッキングの上達にはうってつけのリフだと思いますし、単純に弾いていて格好いいリフです。


2.上達に使えるリフフレーズ6選

こちらでは、初心者だけでなく演奏におけるスキルアップも見込めるリフを紹介していきます。


1.Brainstorm/Arctic Monkeys

イントロからダウンとアップのピッキングが連続で行われるため、正確なピッキングと如何にリズムがよれずに弾ききれるかが課題のリフです。

ピッキングが少しでも雑になるとリズムが途端によれだすので、リズムキープとピッキングの上達に向いているでしょう。


2.All Nightmare Long/Metallica

こちらも高速ピッキングによるリズムキープの上達が見込めるリフですが、上のBrainstormよりも難易度は上がり、より正確なリズムキープが必要になります。

もちろんメタリカだけあってギターソロも練習する価値は十分にある一曲です。


3.Purple Haze/Jimi Hendrix

エレキギターと言えばジミ・ヘンは外せないところでしょう。

そしてこのPurple Hazeは非常に有名かつシンプルなリフではありますが、格好よく弾けるかどうかは基礎が直結するフレーズでもあります。

独特なグルーヴ感とビブラートの使い方を考えながら練習しましょう。


4.Pipeline/The Ventures

カントリーやオールディーズと言った世代の方で知らない人は居ないであろうベンチャーズの一曲です。

一見簡単に聞こえる曲ですが、ピッキングのニュアンスや微妙なタメと言った細かな表現方法が随所に散りばめられています。

弾くだけなら簡単、聴かせるのは難しいと言ったタイプのリフですので、微妙なミュアンスを表現する感性を磨くのにもってこいでしょう。


5.American Idiot/Green Day

メロのリフがブレイクが入るタイプのバッキングになっており、歪ませた状態で弾くと上手くミュートが出来ていないとノイズが出ます。

演奏の難易度的に高くはありませんが、ジャンルがパンクですのでミュートを意識しすぎると勢いがなくなってしまいます。

勢いよく、かつミュートするところはしっかりミュートしてメリハリをつける様にしましょう。


6.Creeping Death/Metallica

リフ自体はそこまで難しいことはしていませんがテンポが速いのでリズムキープはもちろんのこと、右手のトレーニングになります。

ブリッジミュートをする所としない所をハッキリ弾き分ける様にしましょう。