エレキギターを始めたばかりや、少し練習して簡単な曲なら弾ける様になった初心者の方は、当然ながら色んな曲を弾いてみたいと思うと思います。

そこで今回は、初心者の方にぜひとも弾いて欲しいフレーズの入った曲を紹介していきます。


1.簡単なパワーコード主体の曲

フレーズと言うよりはリフと言った方がいいかもしれませんが、パワーコード主体で演奏されるものは初心者でも弾きやすいものが多いです。

また、ノリが良いものも多く単純に弾いていて面白みもあると思いますので、練習を兼ねてチャレンジしてみてください。

フレーズとして初心者でも比較的簡単に弾けるものを何曲か紹介していきましょう。

なお、パワーコード主体の関係上ジャンルとしてはパンクが主になります。


1.American Idiot/GREEN DAY

非常にノリが良く、テンポも速めなので疾走感のあるフレーズが特徴的で20代後半~30代前半の方でパンクを聞いていた方は一度は聞いたことでしょう。

間奏部分のソロも比較的簡単な構成になっており、エレキギターを弾いていると言う感覚になれると思います。


2.小さな恋の歌/モンゴル800

邦楽パンクと言えばモンゴル800と言っても過言ではないほど有名な一曲で様々なカバーがされています。

色々な初心者用の教則本に載っていたりするぐらいメジャーな曲ですね。

フレーズとしても非常に簡単な構成ですので、弾く事自体に難易度は高くありません。

また、フレーズは繰り返すしのものが多いので耳コピの練習としてもおすすめの一曲です。


3.Smells Like Teen Spirit/Nirvana

イントロのフレーズはとても印象的でイントロだけ弾いても「なんか格好いい」と思わせてくれる曲です。

ニルヴァーナと言うバンドはオルタナティブ・ロックにおける代表的なバンドの一つで、エレキギターをする方なら一度は耳にするバンドです。

上達具合で聞こえ方も変わってくるため、初心者の方である程度上達した時に改めて弾いてみるとまた違った発見があるかもしれません。

イントロ、メロ、サビはフレーズとしては比較的簡単な構成をされていますのでチャレンジしてみるのもいいと思います。


4.大切なもの/ロードオブメジャー

間奏のソロのフレーズが少し初心者には難易度が高く感じるかもしれません。

しっかりとブリッジミュートを効かせて弾きましょう。

その他は基本的にパワーコードでフレーズ構成されていますので簡単に覚えることが出来ます。

後半のフレーズのリード部は単音弾きの練習にもなります。


2.コードやアルペジオの練習になるフレーズの曲

コードやアルペジオが印象的なフレーズを持つ曲は、それだけで曲に華やかさを与えてくれます。

また、弾き語りに使ったりすることも出来る曲が多いので、1人で歌いながら弾いて見てもいいと思います。


1.天体観測/BUMP OF CHICKEN

パンプオブチキンはバッキングにコードを使用した曲が多く、バレーコードの練習になるものが多いです。

その中でも有名な天体観測はコードの進行も難しいものではないので初心者の方にも弾きやすいでしょう。


2.シャングリラ/チャットモンチー

全体を通してコードで弾かれている曲で、メロのコードのブラッシングが小気味よいリズム感を演出しています。

テンポも速くはないので、ブラッシングの練習にももってこいだと言えるでしょう。


3.ずっと好きだった/斉藤和義

サビのコード弾きからのアルペジオが練習に丁度良い難易度のフレーズになっており、アルペジオ自体も単純です。

そんなに早い印象を受けない曲ではありますが、それだけにしっかりとリズムをキープをしてアルペジオを綺麗に伸ばせる様にしましょう。


3.初心者も挑戦しやすいギターソロフレーズの曲

やはりエレキギターを弾くからにはギターソロを弾いてみたいと思うのが普通でしょう。

そこで簡単で、なおかつ格好よく聞こえるギターソロのフレーズを紹介していきます。


1.夏祭り/Whaiteberry

この曲のソロ部分のフレーズはチョーキングを主体にしており、ソロのスピードも速くはないのでチョーキングの練習になります。

またソロ最後の緩やかビブラートからキメのチョーキングからをスムーズに行える様になることでソロがグッと締まります。

ですので、しっかりとチョーキングを行える様に練習しましょう。


2.DOLL/SCANDAL

こちらも入りはチョーキングからになっていますが、後半のフレーズは単音弾きとなっています。

スピードは速くはないので落ち着いて弾けばさして難しいものではないでしょう。


3.LOVE GUN/KISS

ソロの入りがペンタニトック・スケールと呼ばれるスケールになっており、適度な速さの運指が練習にうってつけといえるでしょう。

また、ソロの最後にはチョーキングはきますので、しっかりとチョーキングで締めてやるようにするとキマります。

ソロからそのままアウトロのフレーズに繋がっていきますので、リズムを狂わせずにしっかりと弾ききれるようにしましょう。


4.B・BLUE/BOOWY

ソロは序盤は単音弾きがメインですが、中盤からチョーキングとピッキング・ハーモニクスが加わり、難易度が少し上がります。

終盤はローポジションからスライドでハイポジションへ一気に駆け上がり、その後すぐにハイポジションでのチョーキングが待っています。

スライドで狙ったところへ確実に移動出来るようにし、次に来るチョーキングに備えてと上で紹介したものより総合的に難しいソロです。

ですが、ソロらしいソロと言った感じのフレーズ構成となっており、このソロを弾いているだけでもエレキギターを弾いてる感に浸れると思います。

また、これでもソロの中では簡単なものの部類ですのでしっかりと弾ける様になりましょう。

初心者の方にも比較的簡単に出来そうなフレーズを持った曲をいくつか紹介しましたが、この他にも沢山の曲があります。

簡単、難しいの度合いは色々とありますが、自分が弾けそうだと思ったフレーズがあれば、どんどんチャレンジしていくことが大事です。

チャレンジして弾けなければ弾ける様に練習すればいいので、色々なフレーズにチャレンジしてみましょう。