初心者に限らず、エレキギターを弾く上で避けては通れないのがノイズの問題です。

演奏上のノイズや、環境ノイズ、機械的なノイズなど一口にノイズと言っても様々なものがあるので、どんなものがあるのかを紹介していきましょう。


1.演奏上のノイズ

演奏上でのノイズとは単純に、ピッキングミスやミュート不足などの技術面での未習熟が起因のものです。

エレキギター初心者の内は特に、このミスによるノイズに悩まされることでしょう。

単音弾きの際に違う弦を一緒に弾いてしまったり、アルペジオで違う弦を鳴らしてしまったりのピッキングミスは当然ですが、ノイズになってしまいます。

また、ミュートやブレイクでしっかり音を消してやらないといけないところで音が消しきれずに残ってしまう場合もノイズとして扱われます。

技術面のミスに関しては、多く弾いて感覚を体で覚えて上達するしかありません。

細かいノイズに関してはノイズサプレッサーなどのエフェクターで消してしまう、と言う方法もあります。

ですが、これは本来の用途としての使い方ではないのに加え、上達の弊害にしかならないのでしっかり練習してミスをなくすようにしましょう。


2.環境ノイズ

エレキギターはその構造上、周囲のノイズの影響を非常に受けやすい楽器です。

例えば、テレビやパソコンと言ったものの近くに行くとアンプからノイズが出てくると思います。

これはピックアップが電磁誘導ノイズと言うものを拾ってしまい、音を出してしまうために起きる現象です。

この現象を故障だと勘違いしてしまう初心者の方もたまに居ますが、故障ではありませんので安心してください。

似たようなものとしては、ラジオのアンテナなどをテレビの近くに置くと電波が悪くなったりするような感覚と似ています。

対策としては強いノイズを発するものから遠ざかる事で解決されます。

また、エレキギターとアンプを向かい合わせにして弾いている方も居ると思いますが、これもハウリングを起こしてノイズの原因となってしまいます。

アンプの正面に居た方が音は聞きやすいですが、ノイズが乗ってしまっては元も子もありませんので、少しズラすなどしましょう。

他にはアンプの電源をタコ足などで接続している場合なども、他の電気機器から影響を受けてしまうことがあります。


3.ギター自体が出すノイズ

環境ノイズの他にはギター自体からもノイズを出してしまう場合もあります。

メンテナンスを怠っているエレキギターなどではよく起こる現象で、初心者の方も悩まされることが多いのが、ガリノイズです。

ボリュームなどのツマミの部分使われているポットと呼ばれる部品に錆が発生し、それがツマミを回す際に中の接点の邪魔をしてガリガリと音を出してしまう現象です。

ボリュームやトーンをフルテンで使う場合などはそこまで気にする必要はないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

単純にライブなど大きな音を鳴らす場所では、それだけノイズの音も大きくなってアンプから出力されるのです。

ツマミを動かすたびにガリガリ音が鳴っていては聞いている側も不快になってしまいます。

それだけではなく、それが原因でハウリングを起こしてしまう可能性もあります。

ガリノイズの対策としてはこまめなメンテナンスですが、すでにガリガリと鳴ってしまっている場合はポットの交換をした方がいいかもしれません。

ギターの分解が必要になってくるので、初心者の方やよく分からない方は楽器店などに依頼した方が無難でしょう。

また、これと似たような症状で、ジャックにもガリガリと言った様なノイズが出てしまう場合があります。

原因はポットと同じく、接点部分に錆が出てきてしまった為におきる現象です。

こちらは接点復活剤などでジャックの清掃をしてやることで改善されることが多いですが、やはり程度が酷ければ交換が必要になります。

簡単に説明をしましたが、他にも様々な理由でノイズが乗ってしまうことはあります。

そう言ったノイズの対策を考えていく必要もエレキギターにはあると覚えておきましょう。